QUI編集部注目の Rakuten Fashion Week TOKYO 2024A/W 参加メンズブランド
FAF
デザイナー
Kazuho
ブランドプロフィール
大学在学中に独学でファッションデザインやグラフィックのデザイン、縫製を学んだデザイナーの Kazuhoとディレクター のTsukasa によって2018年に設立された<FAF(エフエーエフ)>。カットソーやプリントを中心にスタートし、不定期で開催されるポップアップストアでの販売をベースにカプセルコレクションを発表。21秋冬シーズンよりコレクションベースの展開を始め、「都市と自然のコントラスト」をテーマに、ものづくりの可能性を追求。現代のライフスタイルに寄り添ったプロダクトの開発を行なっている。ブランドのサブテーマには、1960年代後半のフラワームーブメントで世界各地のヒッピーたちにより形成された“Commune”のDNAを現代に継承した、“Newcommune”という理想郷への逃避を掲げている。
編集部の注目ポイント
<FAF(エフエーエフ)>はQUIのスタイリング記事でもジャケットやフーディー、バッグなど多くのアイテムを取り上げてきたように、今フィーチャーしたいブランドの1つです。プロダクトの魅力は、現代のライフスタイルやカルチャーを反映したスタイルとデザイン性に、染色、プリント、刺繍、ヴィンテージ加工、パッチワーク、再構築などクラフトマンシップの結晶ともいえる職人技を掛け合わせているところにあります。過去には<BLACK EYE PATCH(ブラック アイ パッチ)>や<SoundSports(サウンド スポーツ)>、<MIYAGI HIDETAKA(ミヤギ ヒデタカ)>と協業でコラボレーションコレクションを発表し、業界でも注目を集める<FAF>ですが、初となるランウェイショーではどんな世界を魅せてくれるのか期待が高まります。
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@fakeasflowers
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<RUNWAY infomation>
3/12 (Tue.) 12:00 – @渋谷ヒカリエ ヒカリエホール A
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Kota Gushiken
デザイナー
具志堅 幸太
ブランドプロフィール
セントラル・セント・マーチンズ ファッションデザインニット科で学び、在学中は<Dior(ディオール)>のクチュール部門や<Proenza Schouler(プロエンザ スクーラー)>などでインターンを経験したデザイナー、具志堅 幸太が手がけるニットウェアブランド。セントラル・セント・マーチンズ の卒業コレクションが英ファッションメディア The Business Of Fashionの「Top 6 Central Saint Martins BA Graduates Of 2016」に選出されたことで注目を集める。現在は日本国内のみで販売しており、3月12日のRakuten Fashion Week TOKYO 2024 A/W で初めてインスタレーション形式にてコレクションを発表する。
編集部注目ポイント
ちょうど一年前、Rakuten Fashion Week TOKYO の公式会場であるヒカリエ付近で23秋冬シーズンの展示会を行っていた<Kota Gushiken(コウタ グシケン)>。今季、インスタレーション形式でコレクションを発表することに期待が高まります。昨年はコレクション会期中ということもあり、ショーの合間を縫って何度も展示会へ足を運び、ニット素材へのアプローチの面白さとその可能性に感動したのを覚えています。丁寧な手仕事や独自のカラーパレットなど、魅力的な要素がいくつもありますが、中でもユーモアは<Kota Gushiken>を語る上で欠かせないポイントです。斬新なアプローチ、ウィットに富んだ表現は12日の発表でも見られるのでしょうか、とても楽しみです。
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@kotagushiken
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<RUNWAY infomation>
3/12 (Tue.) 19:00 – @渋谷ヒカリエ ヒカリエホール A
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SHINYAKOZUKA
デザイナー
小塚 信哉
ブランドプロフィール
セントラル・セント・マーチンズを卒業後、2015年に<SHINYAKOZUKA(シンヤコヅカ)>をスタートした小塚信哉は、ロンドンで過ごした日々の中で出会った衣服や風景からインスピレーションを受けてクリエーションに反映している。ブランドのコンセプトは「Blur、Vague、Unclear、Hidden」。 「曖昧」と「ぼかす」をキーワードに、ワークウェアやユニフォームが持つ機能性・匿名性をベースとしている。
編集部の注目ポイント
3月5日(火)、東京プリンスホテルガーデンプールにてランウェイショーを行った<SHINYAKOZUKA(シンヤコズカ)>は ISSUE #5 「DIVE INTO WINTER FEAST 幻想へ潜水」 と題した24秋冬シーズンのコレクションを一足早く発表しました。コロナ前まで習慣化していたというスイミング、生まれた季節である冬に落ち着きを感じることなど、デザイナー自身が「ご馳走」と語る格別な瞬間から着想を得た、ブラック、ブルー、グリーンを中心にしたカラーパレット、ノルディック柄、タイダイ染、キルティングやニットなどは特に印象的。 「とても私ごとなご馳走ですが、一番内側を一番外側で共有することがファッションだと思うので、自身のご馳走をみなさんに振る舞いたい、と思いました。」と語る小塚さんのご馳走は、親しみすら感じる日常のありふれた瞬間に見出された幸せの数々。生憎のお天気ではありましたが、エモーショナルで胸が熱くなるショーでした。
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@shinyakozuka
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<EVENT infomation>
3/11 (Mon.) 19:00 – @渋谷ヒカリエ ヒカリエホール A
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KAMIYA
デザイナー
神谷 康司
ブランドプロフィール
<Maison MIHARA YASUHIRO(メゾン ミハラ ヤスヒロ)>を運営する株式会社SOSUにより2015年に誕生した東京発のストリートブランド、<MYne(マイン)>。2018年に2代目ディレクターに就任した神谷康司の自身の名を冠した<KAMIYA(カミヤ)>にブランド名を変更し、2023年にスタートさせる。デザイナー自身が追求するヴィンテージスタイルを軸に、ダメージ加工に代表される表情変化を駆使したもの作りで、どのジャンルにも属さない独特なアイテムを展開する。
編集部の注目ポイント
ブランドを立ち上げて初となるランウェイショーを行った24春夏シーズン、会場となった国立競技場は多くの来場者で埋め尽くされていました。大勢の来場者の期待がひしめき合う暗転の中、白い壁を突き破って大型スピーカーを積んだトラックが登場した衝撃は今でも鮮明です。その後を続くように勢いよく飛び出してきたモデルの姿も印象的でした。ヴィンテージにルーツを持つ<KAMIYA(カミヤ)>ならではの、ダメージやバイオウォッシュ加工の施されたウェアとの相性もぴったり。今回のインビテーションに記されたのは「Time is Blind」の文字。24秋冬シーズンも期待が高まります。
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@kamiya___official
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<RUNWAY infomation>
3/11 (Mon.) 18:00 – @check your invitation.
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SOSHIOTSUKI
デザイナー
大月 壮士
ブランドプロフィール
2015年にメンズウェアレーベル<SOSHIOTSUKI(ソウシ オオツキ)>を立ち上げ、日本人の精神性とテーラーのテクニックによって作られるダンディズムを提案する。 2016年には 「LVMHプライズ2016」のショートリストにノミネートされている。
編集部注目ポイント
1年ぶりにランウェイショーを行う<SOSHIOTSUKI(ソウシオオツキ)>。23秋冬のショーでは7年ぶりのフィジカルショーの開催に注目が集まりましたが、多くのブランドが公式会場のヒカリエで開催する中、< SOSHIOTSUKI>のショー会場は麹町に位置する「FMセンター」でした。会場の中心に吊るされた巨大な円形の照明、会場が暗転し唸るように掻き立てられた警報音、軍隊のような勢いで闊歩するモデル、どっしりとしたテーラードに数珠を彷彿とさせるアクセサリー、あの空間における表現の全てにブランドの精神性を痛いほど浴びたように思います。24秋冬シーズンでも曲がらない<SOSHIOTSUKI>の世界を楽しみにしています。
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@soshiotsuki
SOSHIOTSUKI のブランドページはこちらから
<RUNWAY infomation>
3/16 (Sat.) 19:00 – @渋谷ヒカリエ ヒカリエホール A
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