Dover Street Market Ginzaのオープンハウスに潜入!特別な空間で発表された限定アイテムの数々や注目のインスタレーションをご紹介
エントランスから気持ちは最新の春に向かう
鮮やかで、華やかで、ユニークで、モードなファッションに身を纏った来場者を迎えてくれたのが、「エレファントスペース」に構えたロンドン発の<CRAIG GREEN(クレイグ グリーン)>のインスタレーション。ビートルズの時代をリファレンスにしたという2026年春夏コレクションは、ファンタジックなテキスタイルを取り入れ、館内に足を踏み入れる前から気持ちはすっかり春へと向かっていった。エントランスの象徴である象にいつも以上に親しみを感じたのも、<CRAIG GREEN>の色鮮やかなコレクションに囲まれていたからだろう。
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館内でまず目に留まったのが、アントワープ発の<JULIE KEGELS(ジュリー ケーゲルス)>のブース。大きな衝撃を受けた2026年の春夏コレクションの「アイジュエリー」が並ぶショーケースは壮観だった。アイウェアブランド<theo(テオ)>とコラボレーションしたアイテムはヴィンテージのフレームをベースにしたハーフリムで、レンズレスという大胆なデザインのためアクセサリーという印象が強まっている。最適解のようでもあり、予想外でもあるようなアイウェアをジュエリーとして捉えた造形美には目も心も奪われた。DSMGおよび公式サイトでの限定発売ということもあり注目度も高く、人だかりができているのも納得だった。

定番アイテムであっても大きな刺激を受ける
3Fで注目したのが、チューリッヒのバッグブランド<FREITAG(フライターグ)>。常設スペースのオープンを記念して、アップサイクル素材のアイコニックなショッパーとキーリングのカプセルコレクションが展開されており、手に取っていく人が途絶えないぐらい大盛況だった。<FREITAG>といえばストイックな素材の質感やデザインが特徴だが、定番アイテムであってもいつもとは違う新鮮な表情に感じられたのは、DSMGの空間演出に自身が没入していた証ともいえる。
DSMGでしか得られない体験に満ちた空間
今回のオープンハウスでQUI編集部が必ず足を運びたいと思っていたのがマガジン発ブランド<AUGUST BARRON(オーガスト バロン)>のインスタレーション。最新の2026年春夏コレクションも要チェックだが、お目当ては<AUGUST BARRON>のデザイナー2人と、人気ポッドキャスト「アフターパーティー」でおなじみの編集者・ライター陣によるトークイベントだ。会場のローズベーカリーの熱気はまさに頂点という様相で、最前線のクリエイションにまつわる生きた言葉は何もかもが刺激的だった。
日本に上陸したばかりで注目を集める、パリ発のスケートボードフットウェアブランド<Village PM(ヴィレッジ ピーエム)>は、シグネチャーモデルの日本限定品を携えて登場。実際にアイテムを見てみると、従来のスケートシューズよりグリップ力とホールド感があり、カーブを描くステッチが印象的ながらも、全体はミニマルな雰囲気にまとまっている。デイリーにも取り入れやすいバランスは、幅広いシーンで活躍してくれそうだ。会場ではシグネチャーモデル「1PM」のブラックレザー仕様「1PM Black Leather」を日本限定100足で先行発売するとともに、パリを拠点とするフォトグラファー、Alex Pires(アレックス・ピレス)による作品「Village PM by Alex Pires」も展示されていた。シューズとビジュアルの両面からブランドの空気感をしっかりと体感でき、今後の広がりにも自然と期待が膨らんだ。
二宮啓が手がける<DSM KEI NINOMIYA(ドーバー ストリート マーケット ケイ ニノミヤ)>のエリアにはオフィスを彷彿とさせるコンセプチュアルなインスタレーションと共に、カーディガンやネクタイ風ジュエリーなど、ファッションの楽しさを再認識させてくれるような限定アイテムが充実していた。購入前から全身で<DSM KEI NINOMIYA>を楽しんでいる自分を想像してしまったが、それはきっと私だけではないだろう。ここでしか手に入れることができない特別仕様のアイテムやコラボレーションピースが登場するのがオープンハウスの見どころのひとつでもあるが、数量限定も多いため開場と同時に多くの人々が訪れていた。
取材を目的としたQUI編集部も終日ずっと高揚感に包まれていたぐらいなので、レアな最新コレクションとの出会いを求めて来場者の胸の高まりは相当なものだったに違いない。デザイナーの熱量に触れ、アートのようなインスタレーションに囲まれ、カルチャーが交差する瞬間に立ち会う。
新しい出会いも発見もDSMGでしか得られない体験が多く、刺激に満ちた1日であった。
DOVER STREET MARKET GINZA
ロンドンで産声を上げ、銀座をはじめ世界に店舗を構える「Dover Street Market(ドーバーストリートマーケット)」は、川久保玲が総合ディレクションを手掛ける世界最高峰のコンセプトストア。「Beautiful Chaos(美しき混沌)」をテーマに、老舗ラグジュアリーから気鋭のストリートレーベルまでを垣根なく交差させた前衛的な空間が広がる。アートギャラリーのように刺激的なディスプレイと、ルールに縛られない圧倒的なキュレーションで、自己表現を楽しむ感度の高いファッショニスタたちを熱狂させ続ける、唯一無二のファッションの発信地。
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座6丁目9−5
Instagram:@doverstreetmarketginza
- Photograph : Kaito Chiba
- Text & Edit : Miwa Sato(QUI)











