【2019-20AW】TENDER PERSON|キューバに着想。hummelコラボも登場
Jul 23, 2019 - FEATURE
「キューバは数年前から気になっていた場所。歴史が止まった感覚が面白い。ツーリスト視点でのキューバを表現した」と、デザイナーのビアンカ。
また「私が入れているバラ柄のタトゥーが、実はキューバのデザイナーAlfredo Rostgaard(アルフレド・ロストガウルド)が手掛けたポスターが元ネタだと発見した」ことで、キューバとの奇縁も感じたいう。今コレクションのメインビジュアルは「グラフィックをサンプリングし、ファイヤーパターンなどTENDER PERSONのオリジナリティを入れ込んで制作した」という。
エネルギッシュなキューバ女性のエッセンスを込めて
TENDER PERSONの2019-20AWコレクションは、キューバをイメージしたカラフルなパレットやボリュームのあるティアード使いが特徴。
ブルゾンにはスウェット生地の裏地に顔料プリントを施して開発したというオリジナルテキスタイルを使用。まるで象の肌のようにゴツゴツとしたユニークなテクスチャーが魅力。
TENDER PERSONの真骨頂ともいえるビッグシルエットのウールコートは、前振りの袖つけで丸みのあるシルエット。裾部分は裏地を表に出した、ブランドが得意とするディテールを採用した。
デンマークのスポーツブランドhummelとコラボレーション
TENDER PERSONの2019-20AWコレクションでは、デンマークのスポーツブランドhummel(ヒュンメル)とのコラボレーションラインも登場。hummelと日本ブランドのコラボレーションは初となる。スポーティーな生地にhummelのシェブロンとTENDER PERSONのファイヤーという両ブランドのアイコニックなモチーフを配したアイテムが多くラインナップされる。
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- Text : Yusuke Takayama