HaaTが京都でKURA展「WALL WHITE HEM」を開催
本展で<HaaT>が探求したのは、絵を描く際の最も根源的な動作である「一筆描き」。線を引くこと、面に触れることという原点から始まった視点は、描かれる対象としての「壁」、そしてその根底にある「土」へと広がる。自然の土壌を思わせる独特の柄や質感を落とし込んだ衣服のなかから、今回は「WALL WHITE HEM」シリーズに焦点を当ててご紹介。
「WALL WHITE HEM」は、まるで壁を刷毛(はけ)で擦ったかのような繊細な描写が特徴のシリーズ。 素材と技法:綿にシルクを織り交ぜた、非常に軽やかなシフォン素材を採用。京都の染色工場にて高精細な捺染(なっせん)プリントが施されている。
表情の奥行き:3種類の版を緻密に重ねることで、奥深い濃淡のグラデーションを表現。さらに、部分的に白無地を重ねることで、裏や裾から白がのぞく仕様になっており、独特のかすれや美しい「余白」が衣服に豊かな表情をもたらしている。
会場となるギャラリー「KURA」は、三方を包む鮮やかな緑の壁面で彩られ、暑い夏の京都の情景に溶け込むような自然の色が空間全体に広がっている。
空間の中央には、たおやかに揺れるテキスタイルと衣服が展示されるほか、京都の工場での捺染プリントの製造工程を記録した貴重なインスタレーションも登場。職人の手仕事が生み出す、軽やかなテキスタイルの「色のあわい」を五感で堪能できる特別な空間となっている。伝統的な背景を持ちながらも、現代的なアプローチでテキスタイルの可能性を追求し続ける<HaaT>。その衣服に込められたストーリーと職人技のプロセスを、ぜひ会場で体感してみてはいかがでしょうか。
開催概要
会期:2026年7月1日(水)〜 7月27日(月)
会場:ISSEY MIYAKE KYOTO(ギャラリー「KURA」併設)
住所:京都府京都市中京区柳馬場通三条下ル槌屋町89
TEL:075-254-7540
公式Instagram:@haat_official


