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FEATURE

香りとその在不在 ─ VOL.001: nouseskou

May 29, 2026
「その豊かで刺激的な香りは、彼の幼少時代から解き放たれてきたもののように思われた」─ジョージ・オーウェルが描いた『一九八四年』のディストピアにおいてもなお、匂いと記憶が抗えないことを証明する。香気はあの時の光景を、あのシーンを、あの刹那を覚えている。香しさはまた、フィクションの一つの機能でもあるだろう。思いもかけない情景を匂わせる。スローパフューマリー<LE LABO(ル ラボ)>のクリエイションをインスピレーションに、香りの可視化、音源化を試みる。

香りとその在不在 ─ VOL.001: nouseskou

May 29, 2026 - FEATURE
「その豊かで刺激的な香りは、彼の幼少時代から解き放たれてきたもののように思われた」─ジョージ・オーウェルが描いた『一九八四年』のディストピアにおいてもなお、匂いと記憶が抗えないことを証明する。香気はあの時の光景を、あのシーンを、あの刹那を覚えている。香しさはまた、フィクションの一つの機能でもあるだろう。思いもかけない情景を匂わせる。スローパフューマリー<LE LABO(ル ラボ)>のクリエイションをインスピレーションに、香りの可視化、音源化を試みる。

PRESENCE or ABSENCE

LE LABO CITY EXCLUSIVE COLLECTION; KYOTO─OSMANTHUS 19
京都に生を享け、この地に累積してきた時間、あるいは息衝く気配に触れながら、制作という行為を通して、この場所と、そして自己と対峙している。“オスマンサス 19” の香気を縁として、余剰を一切排し、これまでの自己をその香りに重ね、現在を自ずと紡ぎ出すことに委ねた。その姿勢を、その直観を、不可視でありながら確かに存するものとして信受することこそが、最もこの地に相応しい在り方だと感じている」
nouseskou

OUTLINE

nouseskou(ヌースコウ)
京都を拠点にし、ダンサー、サウンドクリエイター、グラフィックデザイナー、コレオグラファー、ドラマターグなど幾つものパースペクティブをクロスオーバーさせる山本 晃によるソロプロジェクト。ヒップホップカルチャーとブレイキンをベースに、2007年からキャリアをスタート。同じくダンサーのワトリー理恩 a.k.a. nousesrion(ヌースリオン)とはダンスチーム・nouses(ヌース・ヌゥス)を主宰。国内を代表する大植真太郎、梅田宏明、森山未來らコンテンポラリーダンサーからも厚い支持を得る。
公式サイト
Instagram

OSMANTHUS 19(オスマンサス 19)
その都市だけでしか手に入れることができない“ル ラボ シティ エクスクルーシブ コレクション”による京都をオマージュしたフレグランス。トップノートはインセンスとラベンダー。次に主役の金木犀の花香が現れ、クリーミーで高揚感が溢れて、その後ろにウッディで樹脂のようなトーンが続く……。伝統的な町家がインダストリアルなコンクリートや鮮やかなネオンと調和する古都に相応しい香り。ル ラボ 京都町家店と京都新風館店では通年で購入が可能。

公式サイト

  • Edit&Text : Makoto Hongo
  • Adaptation : Chiho Hashimoto

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