俳優・楽駆がまとう、クラシックの新たな美学を示すルック
普遍的でありながら、それでいて挑戦的に。
彼の存在が、次なる時代のアイコンとなる。
テーラリングを新境地へと導く
時代を超えて愛され続けるホワイトジャケット。
その端正なシルエットに抗うように、立体的な陰影を生むフリルのアシンメトリートップスをレイヤード。
流麗な装飾というよりの建築的な構造美を感じさせるインナーが、テーラリングジャケットに新たな表情を加える。
JACKET ¥132,000、 INNER SHORTS ¥41,800、SHOES ¥33,000(KAMIYA |THE PHARCYDE 070-6660-0692)LACE SHIRT ¥38,000(TOKIO|losers155@gmail.com)BOUQUET TOP ¥53,900、TROUSERS ¥49,500(RIV NOBUHIKO|Harumi Showroom 03-6433-5395)NECKLACE ¥31,900(FETICO|THE WALL SHOWROOM 050-3802-5577)
さらに研ぎ澄まされていく構築美
ウエストが絞られたジャンプスーツは、19世紀から続くコルセットを彷彿させる。
フェティシズムの象徴も現代ではその制約から解放され、ボディラインの強調という新たな意味を持つ。
レディースのジャンプスーツをあえて男性がまとうことで、従来のジェンダーコードを超えたシルエットを描き出す。
JUMPSUITS ¥79,200(FETICO|THE WALL SHOWROOM 050-3802-5577)SHIRT ¥69,300(pillings|LITTLE LEAGUE INC. 0800-100-2274)OTHER STYLIST’S OWN
ファッションの源流に新たな息吹を
ワークウェアやミリタリーウェアは全てのファッションの源流にもつながるもの。
デニムとMA-1はその象徴的なアイテムだが、シルエットを攻め込むことで
新たな息吹を吹き込まれたようなバランスが生まれる。
オーバーサイズのフォルムによって、現代的なエッジがプラスされた。
MA-1 BLOUSON ¥107,800(yoshio kubo|03-3794-4037)DENIM JACKET ¥49,500、DENIM PANTS ¥66,000、CHAIN NECKLACE ¥15,400、DOG TAG NECKLACE ¥16,500(KAMIYA|THE PHARCYDE 070-6660-0692)BELT ¥22,000(ssstein|ENKEL 03-6812-9897)OTHER STYLIST’S OWN
ニットに起きたテクスチャー革命
親しみのあるクラフト感をアイデンティティーとするニットのイメージを覆すように、突き出したテクスチャーは、まるで寄せ付けないかのようなをトゲを思わせる。
ニットの温かみを残しつつデザインがもたらす斬新なインパクトは、次世代の主役を予感させる。
JACKET ¥74,000、PANTS ¥74,000(TOKIO|losers155@gmail.com)SKIRT ¥46,200、VEST ¥49,500(HOUGA|info@houga.jp)WESTERN BOOTS REFERENCE ITEM(KIDS LOVE GAITE|03-6304-2937)
正統派のセットアップを官能的に
ジャケットに新たなムードをもたらす、カジュアルなフットボールシャツとセンシュアルなメッシュシャツとの掛け合わせ。
ドレスライクなセットアップと軽やかなレイヤリングが共鳴することで生まれるのは、硬派と繊細さが交差する現代的なミクスチャー感。
JACKET ¥99,000、SHIRT ¥33,000、PANTS ¥44,000(Paul Smith|Paul Smith Limited 03-3478-5600)GAME SHIRT ¥36,300(BASICKS|info@basicks.jp)TANK TOP ¥45,100(pillings|LITTLE LEAGUE INC. 0800-100-2274)TIE ¥11,000(Tamme|Sakas PR 03-6447-2762)SHOES ¥107,800(KIDS LOVE GAITE|03-6304-2937)
Profile _ 楽駆(らいく)
俳優。1996年11月30日生まれ、大分県出身。
主な出演作に、映画『地獄少女』(白石晃士監督/19)、『Life 線上の僕ら』シリーズ(20)、「埼玉のホスト」(TBS/23)、
主演ドラマ「俺の美女化が止まらない!?」(テレビ東京/23)、近作では、「シュガードッグライフ」(ABCテレビ・テレビ朝日/24)、「墜落JKと廃人教師 Lesson2」(Hulu/配信中)、「東京サラダボウル」(NHK/25)などがある。
2019年公開の映画『最初の晩餐』で、『第34回高崎映画祭』最優秀新人男優賞を受賞。
現在公開中、映画『遺書、公開。』(英勉監督)に出演している。
- Talent : Raiku
- Photograph : Genki Nishikawa(MILD inc.)
- Styling : Akira Maruyama
- Hair & Make up : Taro Yoshida(W inc.)
- Edit : Yukako Musha(QUI)
- Text : Yukako Musha(QUI)/ Akinori Mukaino(BARK in STYLe)