【BEHIND THE CREATION】NEO GOTHIC STORY ー新たなゴシックスタイルを創り出す、クリエーターの眼差し

Sep 30, 2024 - FASHION

「NEO GOTHIC STORY」では、スタイリスト百瀬豪が今の気分でゴシック・ファッションのムードを取り入れたスタイリングを組み、新たなゴシックスタイルを提案した。
ここでは、作品を創り上げたクリエーターたちの眼差しにフォーカスし、クリエーションの裏側を紹介する。

Bonnet ¥24,200 , Collar ¥20,900（CURIOS 050-1017-4711）Scarf ¥4,400（birthdeath 03-3780-1723）Jacket ¥121,000 , Skirt ¥264,000 , Gloves ¥132,000（tanakadaisuke｜Harumi Showroom 03-6433-5395）

スタイリスト百瀬豪
「gochicにVictorianをmixした結果！！ベースになっているのは＜tanakadaisuke＞のジャケットとスカートにvintageのボンネットやスカーフ、ベルトの拘束感でgochicに持っていっちゃったもんね！」

Bra ¥17,600（comyu 03-3317-8510）Knit top ¥39,600（ORIMI｜THE ELEPHANT 03-6455-4710）Cutsew ¥40,700 , Pants ¥107,800 , Skirt ¥71,500 , Necklace ¥35,200（KIDILL｜Sakas PR 03-6447-2762）Bag ¥41,800 [per piece]（Maison MIHARA YASUHIRO 03-5770-3291）Choker ¥7,480（QOOZA 03-6434-0440）Boots ¥38,500（OTOE 03-3405-0355）Earrings ¥29,700（justine clenquet｜THE WALL SHOWROOM 03-5774-4001）

スタイリスト百瀬豪
「星熊南坐の等身大なスタイリングにgochicを足してみたスタイリング⭐︎彼女のユニフォームでもある＜KIDILL＞をベースに、モヘアニット、vintageのレースブラを合わせて！」

Blouse ¥46,200 , Skirt ¥46,200（Vivienne Westwood REDLABEL｜WAG inc. 03-5791-1500）Glasses [Reference product]（tanakadaisuke｜Harumi Showroom 03-6433-5395）Corset ¥27,800 , Pumps ¥12,800 , Bag ¥42,800（Neova neova0127@gmail.com）Umbrella ¥14,300（abilletage 03-6438-9987）

スタイリスト百瀬豪
「gochic＝黒じゃないんだぜ！パターンonパターン&チェックonチェックなスタイルも“レースの傘”、“受話器付きbag”、“メガネ”でまわりを固めたらgochicなのさ！！」

Jersey top ¥21,780（strato 03-6886-7195）Dress ¥9,000（STUDIO KONBINI studiokonbini84@gmail.com）Bustier ¥46,200 , Skirt ¥231,000（FETICO｜THE WALL SHOWROOM 03-5774-4001）Gloves ¥50,600（tanakadaisuke｜Harumi Showroom 03-6433-5395）Boots ¥17,380（TORO 03-6447-4147）Straps [Reference product]（alice auaa 06-6629-8780）

スタイリスト百瀬豪
「トラックジャージ、いわゆるgochicから一番離れたアイテムをどうgochicに持ていくか挑戦スタイリング！Vintageのレースドレスをトラックジャージとビスチェの間からちらりと見せれたらもうgochicの匂いはしちゃってるのさ！＜FETICO＞と＜alice auaa＞という2024年で成立できたブランドのmixも個人的には嬉cポイント！」

QUI編集部撮影

スタイリスト百瀬豪

「Gothicと、2024年の気分(ブランド、古着)を自由に組み合わせてスタイリングを楽しませて頂きました！何より第一に、スタイリングに合わせて素晴らしいヘア、メイク、フォトグラファーのみんなのアイデアに助けられました！スタイリングに足りない、gochicのキーワードを足し算＆掛け算はとても楽しかったです！」

Profile
1983年長野県生まれ。丸本達彦に師事し、2010年に独立。
アーティストのスタイリングを始め、ブランドのランウェイショーやコレクションルック、雑誌、広告等で活躍中。
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フォトグラファー Junghyun Kim（TRON management）

「撮影に挑んで行く際、星熊さんが表現してくれる姿にどんどん吸い込まれ夢中にシャッターを切って行きました。それが素敵なクリエーターの方々（MOMOSEさん、KOHZAKIさん、MINAMIさん）のクリエーションと相まってグビグビ（韓国語で散々、捻っていく）画角を決めて行ったような気がします。」

Profile
1988年韓国・ソウル生まれ。2014年東京工芸大学を卒業後、代官山スタジオに勤務。
2016年SASU TEI氏に師事し、2019年に独立。2020年からはTRON managementに所属し、広告や雑誌のエディトリアルなど幅広く活躍。
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ヘアスタイリスト Kunio Kohzaki

「今回の撮影に限らず、いつもその日に作るスタイルはなるべく考えずに、でも持てるだけの選択肢（エクステや素材）を持ってスタジオに入っています。当日のスタイリングやモデルの雰囲気、そしてmakeupなどを感じ、頭の中では想像せずに実際に鏡の前で髪の毛を色々動かしてかっこいいなと思ったバランスの瞬間に手を止めています。
その“かっこいい瞬間”はいつも一緒ではないので鉄板のバランスなどはなく、どこかアンバランスだったり崩れてたり、ダサかったり、今まで自分の見てきたものの中でどこか新鮮さを感じる瞬間を感覚でキャッチして創作していっています。」

Profile
2006-2010年はロンドンを拠点に活動し、2012-2015年はニューヨークの (See management所属)。2024年にはoffice HEAD PEACE 設立。
主に広告、ファッション誌の撮影からパリコレクションのヘアスタイリング、またウィッグやヘッドピースの制作、提供をしている。
近年はアート作品の分野でも積極的に活動し、自身４回目になる個展を2024年11月16(土)より表参道MAT galleryにて開催予定。
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メイクアップアーティスト Yoko Minami

「今回のキーワードのgothicですが、私のロンドンでのフラットメイトがゴリゴリのゴスでその子からのインスパイアがすごく大きくてその子ならこうするかなと考えたりすごくヒントになりました。メイクは口での表現が難しいので事前にリファレンスを集めたり、イラスト描いたり準備した上で、現場でスタイリング、ヘアとすり合わせてどんどん変化しながら一緒に足したり引いたり作り上げていく感じです。好きなようにもりもりメイクさせてもらえて楽しかったです！」

Profile
ECCアーティスト専門学校ヘアメイク科卒業後、渡米。その後、2013年渡英し、ロンドン、パリにてさまざまなアーティストのアシスタント、ランウェイショーの経験を経て、Bryant Artist 所属Nami Yoshidaを1st Assistantとして師事。
独立後、フリーランスとしてロンドン、東京を拠点とし、ファッション撮影を中心にランウェイショー、広告などで活動する。さらには、タトゥーアーティスト、特殊メイクまで表現の幅を広げている。
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モデル星熊南巫（我儘ラキア）

「新鮮でエネルギーがダダ漏れの時間でした。最高の撮影チームの皆さんと一緒に一つ一つの作品を表現することが、私にとって至福の体験でした。」

Profile
多彩な音楽ジャンルを自在に操るアーティスト。ロック、ダンスミュージックなど幅広いスタイルを取り入れ、常に進化を続ける。グループ「我儘ラキア」のメインボーカルとしての活動に加え、PaleduskのギタリストDaidaiとのユニット「DEATHNYANN」での実験的なサウンドでも注目を集めている。また、ソロアーティストとしても独自の存在感を放ち、音楽とファッションの両面で自由な表現を追求。独創的なファッションセンスも大きな魅力の一つ。概念にとらわれないスタイルで、自己表現を貫き、フォートナイトをはじめとするゲームへの音楽提供でもその才能を発揮している。音楽だけでなく、ビジュアル面でもファンを魅了し続け、枠に収まらない新しいアーティスト像を提示している。
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