リトリートのススメ「あさま空山望」 – QUI編集部シャルルのホテル体験記
自分自身に意識を向けゆったりとした時間を過ごす"リトリート”にぴったりな施設をQUI編集部シャルルがご紹介。
今回訪れるのは、避暑地として全国的にも有名な軽井沢にある「あさま空山望」。
首都圏からも比較的に近いためアクセスし易く、夏でも涼しい気候であるこの場所で素敵なお宿に宿泊してきました。
都内から車で約3時間、軽井沢の北軽井沢エリアに位置する「あさま空山望」は、6万平方メートルの広大な敷地に16棟の一棟貸しヴィラが連なる、今までステイしたお宿とは違うタイプのリゾート。そしてなんと、リゾート全体の監修にはコシノジュンコさんが携わっているということもあり期待に胸を膨らませ向かいます。
ジブリの世界のような森の中を抜けると、そこに「あさま空山望」はありました。
到着し、1番に目に飛び込んでくるのは目の前に聳え立つ堂々とした浅間山。
景観を大事にされている設計なのか、まるで手を伸ばせば届きそうなぐらい鮮明に、堂々たる姿を拝むことができます。
私が今回、ステイさせていただくのは2~4名様向けのシリウスというお部屋。
開放感溢れる窓とその絶景がとても素晴らしいお部屋です。
この光の差し込みをご覧ください。
電気を全く必要としない日差しが心地よく、眩しいくらいでした。
お部屋は洋室と和室がそれぞれあり、リビングに広々としたウッドデッキがついた4人でも十分な広さのお部屋です。どのお部屋も暖かみがあり、自然と一体化した雰囲気を持つ印象を受けました。
ほっと一息ついて、近くの散策に向かいます。
お宿から車で約5分にある「浅間大滝」。
とても静かで水の打ちつける音が離れた場所からも聞こえてきます。
写真では伝わりにくいですがとても大きく、迫力もあり、マイナスイオンがたっぷりです。
さらにそこから足を伸ばして、車で約10分ほどほどの「あさまぼくじょう」にも向かいました。閉園間際ということもあって、放牧の牛たちに触れることはできませんでしたがフレッシュで100点のソフトクリームを食べることができました。
その後、お宿に戻り夕食前までそれぞれの時間を過ごします。
ここ「あさま空山望」には共有スペースのラウンジがちょうど施設の真ん中あたりにあります。共有スペースにはフリードリンクや、コレクションされた雑誌やグッズが並び、お部屋とはまた違った高級感溢れる場所になっています。
ファッションに特化した書類や雑誌など、いろんな世代の方に刺さりそうなものが沢山。個人的にもとてもアガる場所でした。
お宿には、各部屋に1台専用の電動カートがあります。施設内どこに動くにもこのカートで移動することができ、快適です。そんなカートで施設内を周遊し、待ちに待った夕食の時間です。
見てください。このテーブルに乗り切らないほどの素晴らしい品数。
お部屋の素敵なウッドデッキで、軽井沢の旬な食材を使ったBBQが楽しめます。
浅間山のサンセットを観ながら頂くこのBBQは、この絶景も相まってとっても美味しかったです。A5ランクのステーキに、選び抜かれた上質なお肉の数々、そして海鮮に至るまで本当に大満足でした。
その夜は、小鳥の囀りや木と木が織りなす音色を聴きながら、自然と私たちも早い時間に就寝。ほっとする空気感に心が休まる、そんな時間でした。
翌朝、少し早く目が覚めたので朝の澄んだ空気を吸いながら、大浴場へ向かいます。
施設内にはお部屋のお風呂とは別に大浴場やサウナもあります。
この大浴場は天空スパと言い、浅間山の地下水を水源とするあさま天然水を使用。
美容や美肌にもいいらしく最高です。客室アメニティも含め、細部までこだわりと配慮を感じました。
部屋に戻り、昨夜ご用意いただいた朝食をいただきます。
こちらもとても美味しく健康的。朝から満腹になりました。
そしてなんとチェックアウトは12時。それもあり、今回は1泊でしたがとてもゆっくりすることができました。
長期ステイやデートにワーケーション、気軽に訪れることができる軽井沢。
日頃の生活の中で、何かを変えるって意外と出来なかったり難しかったりしますよね。でもちょっとした変化から何かが変わる事は沢山あります。
例えばいつもと違うルートの電車に乗るとか、帰り道は遠回りしてみるとか、少し空を眺めて立ち止まってみる時間を作るとか、大きく何かを変えなくても少し違う事をしてみることから始めるセルフケアもあると思います。
そして時には意識的に行う事も必要なのではないかと思うので、そんな時には是非場所を変えて、少し羽を伸ばして、今回のような都心からも近くリトリートできる施設を訪れてみるのはいかがでしょうか。
あさま空山望 概要
明日、自然の中へ小鳥のさえずりで目が覚めると
目の前に浅間山が一望できる
至福の時間とともに北軽井沢の自然を満喫
北軽井沢|一棟貸しヴィラリゾート
「あさま空山望」