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李禹煥の個展「李禹煥:Work on Paper / Sculpture」、8月4日(火)からSCAI THE BATHHOUSEで開催

Jul 23, 2026
SCAI THE BATHHOUSEにて、2026年8月4日(火)から10月10日(土)まで、李禹煥の個展「李禹煥:Work on Paper / Sculpture」が開催される。本展では、1970年代から近年までに制作されたドローイングと彫刻を通して、作家が長年探究してきた表現の軌跡を紹介する。SCAI THE BATHHOUSEでの個展開催は約4年ぶりとなる。

李禹煥の個展「李禹煥:Work on Paper / Sculpture」、8月4日(火)からSCAI THE BATHHOUSEで開催

Jul 23, 2026 - NEWS
SCAI THE BATHHOUSEにて、2026年8月4日(火)から10月10日(土)まで、李禹煥の個展「李禹煥:Work on Paper / Sculpture」が開催される。本展では、1970年代から近年までに制作されたドローイングと彫刻を通して、作家が長年探究してきた表現の軌跡を紹介する。SCAI THE BATHHOUSEでの個展開催は約4年ぶりとなる。

1936年韓国生まれの李禹煥は、1960年代後半から本格的な制作を開始し、日本の戦後美術を代表する「もの派」を理論と実践の両面から牽引してきたアーティストだ。本展では、素材の物質性や空間との関係を問い続けてきた実践にあらためて触れられる。

会場では、1970年代後半から1980年代初頭にかけて制作されたドローイングから近年の作品までを展観。木炭や水彩による反復する線や筆跡は、《線より》《点より》など同時期の代表作とのつながりを感じさせる一方、1980年代以降は余白が大きな意味を持つ画面へと展開していく。その変化からは、描く行為だけでなく、紙や空間、そして鑑賞者との関係性へと意識が広がる制作の歩みが浮かび上がる。

彫刻では、《関係項(Relatum)》シリーズを紹介。石や鉄といった自然物と人工物を組み合わせることで、ものともの、ものと人、ものと場所の間に生まれる目に見えない力学へと視線を導く。作家が一貫して向き合ってきた「関係」の思想を、立体作品を通して体感できる構成となる。

本展は、ベニスのサン・マルコ・アート・センター、ニューヨークのディア・ビーコン、アヴィニョンの教皇庁宮殿で開催されている展覧会とも時期を合わせ、李禹煥の現在地を国内外で紹介する機会となる。

長年にわたり磨き上げられてきた思考と表現が響き合う空間で、ものと空間、そして自らとの関係を静かに見つめ直す時間を過ごしてみてはいかがだろう。

李禹煥《無題》1979、紙に鉛筆、28 × 37.5 cm
協力:SCAI THE BATHHOUSE、写真:表恒匡

李禹煥(Lee Ufan)
1936年韓国生まれ。1956年に来日し、日本大学文学部で哲学を学ぶ。1960年代末に始まった戦後日本美術の重要な動向「もの派」を牽引した作家として知られる。近年は横浜美術館、グッゲンハイム美術館、ヴェルサイユ宮殿、ポンピドゥー・センター・メス、ハーシュホーン美術館、国立新美術館など国内外で大規模な個展を開催。2010年には香川県直島に「李禹煥美術館」、2015年には韓国・釜山に「Space Lee Ufan」、2022年にはフランス・アルルに「Lee Ufan Arles」が開設された。
Instagram:@leeufanarles

開催情報
展覧会名:李禹煥:Work on Paper / Sculpture
会期:2026年8月4日(火)〜10月10日(土)
会場:SCAI THE BATHHOUSE
住所:〒110-0001 東京都台東区谷中6-1-23
開廊時間:12:00〜18:00
休廊日:日曜・月曜・祝日
夏季休廊:2026年8月8日(土)〜8月16日(日)
公式サイト
Instagram:@scaithebathhouse

同時期開催
李禹煥
会期:2026年5月9日(土)- 11月22日(日)
会場:サン・マルコ・アート・センター、ヴェネツィア、イタリア
公式サイト

李禹煥
会期:2026年5月8日(金)- 終了日未定
会場:ディア・ビーコン、ニューヨーク、アメリカ
公式サイト

李禹煥
Relatum
会期:2026年7月3日(金)- 11月15日(日)
会場:教皇庁宮殿、アヴィニョン、フランス

李禹煥:Fragments of Infinity
会期:2026年秋オープン予定
会場:セラルヴェス現代美術館、ポルト、ポルトガル
公式サイト

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