PRADA、文化シンポジウム「Prada Frames “In Sight”」をミラノで開催
今回の「In Sight」では、事実よりも表象が優先されがちな現代における「イメージ制作」に焦点を当てる。現代文化の非物質性を象徴する要素としてイメージを捉えると同時に、それを文化的、政治的、物質的な力として捉え直す。シンポジウムでは、視覚のあり方を形づくってきた歴史的枠組みをはじめ、デジタルイメージがもたらす環境的・社会的コスト、イメージの政治的利用、その流通を支配するアテンション・エコノミーをテーマに、レクチャーや対話を展開する。
会場は、ミラノ中心部に位置する歴史的建造物、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院複合施設の敷地内。レクチャーは、ルネサンス期の建築空間であり、ブラマンテの作とされるサクレスティア(聖具室)にて行われ、16世紀初頭の聖書場面を描いたドメニコおよびフランチェスコ・モローネによる象嵌装飾のキャビネットが特徴。また、少人数制のガイド付きツアーも実施され、参加者は建築空間とシンポジウムのテーマ双方に直接触れることができる。
最終日には、3日間にわたって展開された主要な議論やアイデアをキュレーション形式で紹介する特別なイブニングプログラムも開催。音楽パフォーマンスとともに、より広い観客に向けて「In Sight」を一般公開する。
開催情報
参加費:無料
事前登録:中央ヨーロッパ時間4月13日よりprada.comにて先着順での事前登録制
Prada Framesについて
2022年にスタートしたプロジェクトで、科学的視点を基盤に、教育的かつ価値ある知識を広めるアプローチを特徴とする。毎回異なるテーマを掲げ、シンポジウム形式で開催してきた。
過去には、「On Forest」で森林環境をテーマに現代の木材産業を支配する構造を分析。「Materials in Flux」では香港とミラノで素材の倫理的・美学的側面を考察し、「Being Home」では居住環境を切り口に現代的課題を捉えた。「In Transit」では、人、モノ、データ、権力の移動を可能にし、制限し、形づくるダイナミックで多層的なシステムとしてのインフラを多角的に探究している。
問い合わせ先
プラダ クライアントサービス
Tel:0120-45-1913
ウェブサイト:www.prada.com