Kvadratが Kvadrat/Raf Simons より、 数量限定の新作アイテムを発売
デザイナーRaf Simons(ラフ・シモンズ)が手がける<Kvadrat>のプレミアムライン「Kvadrat/Raf Simons」の定番バッグ「Vider Totebag(ヴィダートートバッグ)」のフォルムと、グラフィックデザイナーPeter Saville(ピーター・サヴィル)が手がける<Kvadrat>のインテリアテキスタイル「Technicolour Fleck」を組み合わせた限定モデルは、創造性豊かな二人のクリエーター、そして<Kvadrat>との関係性の融合により誕した。
Peter Savilleがデザインした田園グラフィティにインスピレーションを得たウールテキスタイル「TechnicolourFleck」は、シンプルで控えめでありながら、表情豊かな印象のインテリアテキスタイル。ナチュラルなウール生地に浮かび上がるのは、鮮やかな黄、青、赤のランダムなドット。実用的な印象を与えながら、家具に張った瞬間、まるでウール繊維にスプレーを吹き付けてテキスタイルを作ったような錯覚を与える表情が印象的なテキスタイルである」。人工繊維を使用せずに地元で調達されたイングリッシュウールを使って作られている。
「Technicolour Fleck」を纏った「Technicolour Fleck Tote Bag」のフロントポケットのラベルには、Peter SavilleがグラフィックTechnicolour Fleckの製品コード『520085』と色番号『0190(ブラック)』または、『0150(グレー)』が明記されている。便利なファスナー付きでブラックとグレーの2色で展開される。
素材:ニューイングリッシュウール(ウーステッド)100%
色展開:ブラック(0190)、グレー(0150)全2色
サイズ:W40 x H38 x D17 cm
参考小売価格:82,800円
<Kvadrat>の公式オンラインショップに加え、世界の厳選されたセレクトショップでの販売も予定。詳細は、公式インスタグラムにて。
Peter Savilleについて
Peter Savilleは、アートとデザインの中間とも言える独自の領域で活躍するクリエーターとして知られている。彼がこのポジションを確立したのは、22歳でイギリスの伝説的レーベルFactory Recordsの共同設立者/アートディレクターとなり、クリエイティブにおいて非常に高い自由度を手に入れたこによるものが大きいと言える。当時、そして現在の「商業的アーティスト」とは異なり、Savilleは自由にデザインすることが許されていた。1979年から1993年にかけてJoy DivisionやNew Orderのレコードスリーブデザインを手がけるなど、ポップミュージックを通じて世界中のオーディエンスを獲得していった。2003年には、ロンドンのDesign Museumで彼の偉業を讃える「The Peter Saville Show」が開催された。初のコンテンポラリーアートミュージアムでの展覧会は、チューリッヒのMigros Museumで2005年に開催れ、世界各地でも作品を展示し続けている。<Kvadrat>のクリエイティブコンサルタントを長年務め、2021年には、インテリアおよびカーテンテキスタイとラグのコレクション「Technicolour」を<Kvadrat>から発表し、大きな話題を集めた。
Peter SavilleとKvadratの出会い
2004年KvadratのCEO Anders ByrielがPeter Savilleのスタジオを訪れたことをきっかけに<Kvadrat>との交流が始まった。その後Peter Savillは、Kvadratのビジュアルアイデンティティの刷新を依頼され、Kvadratが信頼するコラボレーターとして、建築家David Adjaye(デイビット・アジャイ)とのKvadratロンドンショールームの共同デザイン、アーティストOlafur Eliasson(オラファー・エリアソン)とのアーティストブック「Life is Space」、Kvadratのブランドブック「Interwoven: Kvadrat Textile Design book」、Olafur Eliassonと造園家GüntherVogt(ギュンター・ホクト)とのコラボレーションブック「Your Glacial Expectation」といったさまざまなプロジェクトに参加している。
Raf Simonsについて
1968年にベルギーで生まれたRaf Simonsは、ヘンクで工業デザインを学んだ後、Martin Margielaなどのデザイナーに啓発され、アントワープへ移住した。アントワープでは、ロイヤルアカデミーのファッション部門長が、勉学を中断し独自のブランドをつくることを勧めるほどの才能を見せた。1995年に、Raf Simonsメンズウェアを発表すると、テーラードとユースカルチャーを融合させたブランドとして、その後のファッションカルチャーに大きな影響を与えるようになる。2005年には、ドイツのファッションブランドJil Sanderにアートディレクターとして迎えられ、就任期間中に、ミニマルで洗練されたブランドへと育てあげた。2012年~2015年まで、フランスのファッションブランド<Dior (ディオール>のクリエイティブディレクターを、2016年~2018年まで、アメリカのファッションブランドCalvin Kleinのチーフクリエイティブオフィサーを務めた。2017年には、CFDAファッションアワードで、ウィメンズウェアとメンズウェア2部門でデザイナー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。2020年4月、Raf Simonsは、Miuccia PradaとPradaの共同クリエイティブ・ディレクターに就任している。現代アートとモダンデザインの熱烈なコレクターでもあるRaf Simonsの審美眼は、芸術に対する称賛に基づいている。また、ジャンルを超えたコラボレーションも定期的に行っている。
「Kvadrat/Raf Simons」」について
2014年、デンマークのテキスタイルメーカー<Kvadrat>のハイエンドコレクションとして誕生。革新的な色の組み合わせで世界的に高い評価を得ているRaf Simonsによる上質さと遊び心を両立させたインテリアテキスタイルやクッション、スローなどのアクセサリーを展開している。Kvadratの品質に対するこだわりと、Raf Simonsの洗練されたエレガンスを反映したテキスタイルコレクションとして、幅広い分野で採用されている。初となるコレクションは、2014年3月、ロンドンで発表されま。ファーストコレクションで発表したテキスタイルは、Sterling Ruby(スターリング・ルビー)とコラボレーションした自身のコレクションでも採用され、大きな話題を呼んだ。その後も、東京、ニューヨーク、ベルリン、ミラノなどで、新作発表やインスタレーションを開催している。