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東京の空に刻まれた15年の記憶、吉永陽一個展「東京ぐるぐる」が10/31(金)よりふげん社で開催

Oct 29, 2025
ふげん社(東京・目黒)では、2025年10月31日(金)から11月23日(日)まで、吉永陽一個展「東京ぐるぐる」を開催する。本展は、同名の新刊写真集『東京ぐるぐる』(ふげん社)の刊行を記念して開かれるものだ。

東京の空に刻まれた15年の記憶、吉永陽一個展「東京ぐるぐる」が10/31(金)よりふげん社で開催

Oct 29, 2025 - NEWS
ふげん社(東京・目黒)では、2025年10月31日(金)から11月23日(日)まで、吉永陽一個展「東京ぐるぐる」を開催する。本展は、同名の新刊写真集『東京ぐるぐる』(ふげん社)の刊行を記念して開かれるものだ。

写真家・吉永陽一は、セスナやヘリコプターから鉄道や都市を俯瞰し、地上とは異なる時間と構造を写し取ってきた。「空鉄(そらてつ)」という独自の世界を切り開いた彼が、2010年から2025年までの15年間にわたって撮り続けてきた東京の風景を、本展では約30点展示する。

渋谷駅、品川駅、東京駅、新宿駅──都市の要をなす場所を上空から見つめ続けてきた吉永。東日本大震災やパンデミックを経た東京は、大規模な開発とともに日々変貌を重ねてきた。その変化を空から捉えた写真群は、鉄道と街と人が交わる日常を「鳥の目」という非日常の視点で照らし出し、見慣れた景色を新鮮に転回させる。

千代田区 東京駅 2012/04/09

会期中には、東京スリバチ学会の皆川典久をゲストに迎えたギャラリートーク(11月16日)や、古今亭駒治による「鉄道落語会」への吉永のゲスト出演(11月22日)など、東京を異なる視点から味わう関連イベントも予定されている。

空から見つめた15年間の東京、その移ろいが静かに重なっていく。

PHOTO:©️Yoichi Yoshinaga

【プロフィール】
吉永陽一(よしなが・よういち)
1977年東京都渋谷区生まれ。大阪芸術大学写真学科卒業後、建築模型製作会社勤務を経て2004年よりフリーランスに。小型機による空撮を行い、鉄道と人々の営みをテーマに作品を制作している。主な個展に「空鉄 うつろい 渋谷駅 10年間の上空観察」(渋谷区文化センター大和田、2011)、「地上絵」(ふげん社、2023)、「THE GALLERY 企画展 空鉄 2023 空撮鉄路日誌」(ニコンプラザ東京・大阪、2023)など。PX3 Architecture / Cityscape部門銅賞(2024)、IPA Professional Architecture, Aerial / Drone部門3位(2024)など受賞。日本写真家協会(JPS)正会員、日本鉄道写真作家協会(JRPS)会員。
Instagram:@yoichi_yoshinaga

【開催情報】
展覧会名:吉永陽一個展「東京ぐるぐる」
会期:2025年10月31日(金)〜11月23日(日)
開館時間:火〜金 12:00〜19:00、土・日 12:00〜18:00
休廊日:月曜日
会場:ふげん社(東京都目黒区下目黒5-3-12
TEL:03-6264-3665
MAIL:info@fugensha.jp
URL:https://fugensha.jp
Instagram:@fugensha

【関連イベント】
・オープニングレセプション 10月31日(金)17:00〜20:00(自由参加)
https://fugensha.jp/events/251031reception/

・ギャラリーガイドツアー 11月8日(土)14:00〜14:30(申込不要)
https://fugensha.jp/events/251108guide/

・ギャラリートーク 吉永陽一×皆川典久 11月16日(日)14:00〜15:30(参加費1,000円・オンライン配信あり)
https://fugensha.jp/events/251116talk/

・古今亭駒治の鉄道落語会(ゲスト:吉永陽一) 11月22日(土)19:30〜21:30(会場2,500円/配信2,200円)
https://fugensha.jp/events/251122komaji

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