ヴェルサーチェのアートプロジェクト「VERSACE EMBODIED」が、日本人で初めて写真家・岡部桃を起用
本プロジェクトは、単なる広告キャンペーンではなく、文化を牽引するアーティストたちが価値観を独自に解釈する「対話のプラットフォーム」として位置づけられている。昨年9月に公開されたChapter 1に続き、今回は新たに4名のアーティストが参加。年齢、ジェンダー、信条を超えた表現を通じて、<VERSACE>の核にある「自由」と「身体的な真実」を探求する。
■ 参加アーティスト
今回フィーチャーされたのは、以下の4名のクリエイターだ。
ドレイク・カー(Drake Carr)
ダンスとライブドローイングを融合させるアーティスト。今回は個人ではなく「仲間の共同体」をテーマに、サグポップ(Thugpop)やキャリー・スタックス(Carrie Stacks)ら親密な人々を等身大かつ夢幻的なタッチで描き、身体的緊張と優雅さを表現した。
ジェフ・マーメルスタイン(Jeff Mermelstein)
ニューヨーク拠点のストリートフォトグラファー。都市の混沌と日常の中に潜む美を、鋭い即時性をもって切り取った。
岡部桃(Momo Okabe)
日本人写真家。ジェンダーやセクシュアリティをテーマに、社会的境界に挑む生々しく率直な視点で、観る者の感覚に訴えかける作品を発表している。
ダグ・オードウェイ(Doug Ordway)
1990年からヴェルサーチェと共に歩んできた写真家。ハウスの黄金期を定義する「ハイオクタンなグラマー」と、身体の強さと官能性を捉えたアーカイブ作品が採用された。
これらの作品は、アート、写真、音楽、映像が融合した一つの集合体として順次公開される予定だ。
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「VERSACE EMBODIED(ヴェルサーチェ・エンボディド)」とは
1978年の創設以来、ファッションだけでなく、写真、音楽、演劇といった芸術文化と深く結びついている<VERSACE>。ジャンニ・ヴェルサーチェの時代から、リチャード・アヴェドンやヘルムート・ニュートンといった巨匠写真家との協働で知られているが、2026年春夏からの新体制で始まった「VERSACE EMBODIED」は、この関係性をさらに進化させたもので、いわゆる広告キャンペーンの形式によらず、世界中のアーティストとの対話を重ねながら、表現の領域を押し広げている。



