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「中村至男 オン グラフィック」代表作と新作を横断してたどるggg企画展

Dec 9, 2025
ギンザ・グラフィック・ギャラリーにて「ギンザ・グラフィック・ギャラリー第411回企画展 中村至男 オン グラフィック」が2025年12月9日(火)〜2026年1月31日(土)に開催される。会場には、中村至男が手掛けてきた広告、音楽業界の仕事、動画、絵本などの多分野の作品と、本展のために制作された新作が並ぶ。(PHOTO:Design: Norio Nakamura)

「中村至男 オン グラフィック」代表作と新作を横断してたどるggg企画展

Dec 9, 2025 - NEWS
ギンザ・グラフィック・ギャラリーにて「ギンザ・グラフィック・ギャラリー第411回企画展 中村至男 オン グラフィック」が2025年12月9日(火)〜2026年1月31日(土)に開催される。会場には、中村至男が手掛けてきた広告、音楽業界の仕事、動画、絵本などの多分野の作品と、本展のために制作された新作が並ぶ。(PHOTO:Design: Norio Nakamura)

展示では、アートユニット「明和電機」のグラフィックや、佐藤雅彦氏と制作したプレイステーション用ソフト「I.Q」など、1990年代に注目を集めた代表的な仕事にも触れられる。中村が長く扱ってきたミニマムな表現は形や色を端的に扱う姿勢として一貫し、多角的な視点を交えながら構成を整える方法とともに、どの作品にも共通する特徴となっている。
情報を削ぎ落とした造形によってメッセージの焦点が明確になり、媒体を越えて中村の制作の軸が見えてくる。こうした姿勢が既存作と新作の双方に通じ、空間には長年の仕事が緩やかに連続する流れが生まれている。その一貫した制作の軌跡が会場で立ち上がる。

「I.Q Intelligent Qube」(1997)

「勝手に広告(中村至男+佐藤雅彦)の活動 No.6」(2006)

「提供 明和電機」(1996)

21_21 DESIGN SIGHT 企画展「単位展-あれくらい それくらい どれくらい?」(2015)

『どっとこ どうぶつえん』(2012)

【プロフィール】
中村至男(なかむら のりお)
神奈川県川崎市生まれ。1990年、日本大学芸術学部美術学科卒業。CBS・ソニー(現ソニー・ミュージックエンタテインメント)入社後、1997年よりフリーランスとして活動。広告、デジタルコンテンツ、映像、絵本、マンガ、アニメーション、CI、ブック、パッケージなど幅広く制作。著書に『どっとこ どうぶつえん』、『はかせのふしぎなプール』(福音館書店)、『勝手に広告』(佐藤雅彦氏と共著/マガジンハウス)、『明和電機の広告デザイン』(土佐信道氏と共著/NTT出版)、『7 :14』(Self Publishing/Creative Language)など。2018年毎日デザイン賞、第20回亀倉雄策賞、『どっとこ どうぶつえん』でボローニャ・ラガッツィ賞優秀賞を受賞。
Instagram:@norio_nakamura_

【開催情報】
展覧会名:ギンザ・グラフィック・ギャラリー第411回企画展 中村至男 オン グラフィック
会期:2025年12月9日(火)〜2026年1月31日(土)
会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー
住所:104-0061 中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル1F/B1
時間:11:00〜19:00
休館日:日曜・祝日、12月26日(金)―1月5日(月)
入場料:無料
TEL:03-3571-5206
URL:https://www.dnpfcp.jp/gallery/ggg/jp/00000850
Instagram:@ginzagraphicgallery

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