FENDIが新作フレグランス「Eaux d'Artifice」を発売
「Eaux d'Artifice(オー ダルティフィス)」は、「ieri, oggi, domani」、すなわちフェンディが「昨日、今日、明日」であることを想起させる、祝福の甘美な香りを纏っている。この香りは、フランス語で花火を意味する「feux d’artifice」という言葉に込められた祝祭の精神を体現している。

Eaux d'Artifice
¥49,500 (税込み、予定価格)
ローマの精神と都市景観を形作る2000の噴水の街、その中でも特に有名なトレビの泉の夜景にインスパイアされたフレグランスは、デルフィナが描く生き生きとした絵画のような香りである。大理石の背景に流れ落ちる水のバレエが絶え間なく続く石の劇場のような、スペクタクルの神秘的な雰囲気の中で、濃密で強烈な印象を与える。ミネラルとアクアティックな香りの調和が、官能的でムスキーのようで、新鮮なジュニパーの香りをより引き立てている。この香りはまた、訪れた人々が噴水に投げ入れる幸運のコインのメタリックなアクセントを捉えており、デルフィナがデザインしたハイジュエリー彷彿とさせる。香りの形をした宝石職人のオマージュ、まるで肌にかけるネックレスのようにといった永遠の願いが込められている。
<FENDI>初のフレグランスコレクションの発売から1年後、「Eaux d'Artifice」は、嗅覚のパレットにおける最も象徴的なクリエーションと、ベストセラーである「Perché No(ペルケ ノ)」と「La Baguette(ラ バゲット)」に加わる。

Perché No
¥49,500 (税込み)
単なる香りを超えた、シルヴィアの心の状態そのものを表現している。「Why not(=どうしてだめなの?)」という生涯のマントラのように、シンプルさを追求した香りは、ローマの石造りのように無機質でありながら、フレッシュでリアルな香りに溢れている。週末にフェンディ家が集まるローマ郊外の家、「I Casali del Pino」の庭で、天日干しされている白いシーツを思わせる。包み込むような子供時代の記憶を呼び起こし、心地よく調和をもたらしている。そのフレッシュさの中に漂うのは、ブラジル産のピンクペッパーのスパイシーなアクセントが、ほのかにほのかなスモーキーな香りとともに漂う。

La Baguette
¥49,500 (税込み)
小麦のようなブロンドの香りで、ローマの夏の日の出や、デルフィナの息子である双子、タツィオとダルドの無垢な子供時代を思わせる。バターと砂糖を塗ったパンの一切れのように甘く、家族が集まる怠惰な日曜日の朝の香りが一日中続く。会話の豊かさとその沈黙の柔らかさ、共有の温もりと自然に流れる愛の官能性を備えています。<FENDI>では、「バゲット(Baguette)」はバッグであり、アイコンであり、シンボルであり、祝祭であり、未来への開かれた扉であり、世代を超えた絆である。そして、フレグランスの「ラ バゲット」は、これらすべてを一度に表現している。フランスからのフローラルでパウダリーなアイリスが洗練された香りに仕上げ、その背後にあるマダガスカル産のバニラは、共有する喜びや病みつきになるデザートの甘美さ、そして官能的でベルベットのようなレザーノートがそれらを結びつけている。
新作フレグランス「Eaux d'Artifice」は、2025年7月17日(木)より一部のフェンディ直営店、およびフェンディ公式オンラインストアにて販売される。