BYREDOがアメリア・グレイを起用した最新ビジュアルを発表
Mojave Ghost(モハーヴェゴースト)の発売10周年を記念したキャンペーンビジュアルの第2章ではゴースト・フラワーの天性の力強さを探求した序章に続き、シリーズ第2章では、この香りの構成について緻密に描いていく。モハーヴェ砂漠をドライブしたとき、Ben Gorhamはその風景の生命力あふれる美しさに感動した。アメリカ南西部に広がる広大な太古な地形は、多くの文明よりも古い樹木や植物がこの乾燥した荒野で生い茂る、活力のある生態系の姿を明らかにした。特に、Mohavea confertiflora(ゴースト・フラワー)の魂を揺さぶる美しさが心を打った。生命力の象徴であるMohavea confertifloraの幽玄な姿は、過酷な環境で生き抜くために必要な力強さを秘めているのだ。広大で茫漠とした大自然の中で美しい花を咲かすことができる。適応していく生命力への賛美として解釈しされたMojave Ghostは軽やかで優美なやすらぎと力強さを呼び起こす香りである。トップノートはフレッシュなジャマイカ産ネスベリーの優しい甘さと、パウダリーヴァイオレットから官能的なサンダルウッドへと広がります。最後に温かみのあるムスクが、さわやかなアンバーとシダーウッドのベースに丸みを与え、Mojave Ghostの真の精神が肌に残る。
– Ben Gorham BYREDO ファウンダー兼クリエイティブディレクタ コメントー
「Mojave Ghostには、最初から決まった原材料や厳密な定義のパラメーターがあったわけではない。花や場所、そして物語から生まれたものであり、感情の探求であった。」
花と姿
太陽に照らされ、豊かな花を咲かせるMojave Ghostは、この過酷な大地で、繊細ながらも不滅の力を発揮する。ゴースト・フラワーは、Amelia Grayと未開の土地との深い関係を通して、その姿をあらわにしていく。魂に満ちたモハーヴェ砂漠を背に、ゴースト・フラワーは焼けたように硬く乾燥した土の上へ、青白い姿を横たえる。そして全てを包み込み、共生するかのように大きな花を咲かせるのである。作品中のドラマティックな対比は花の幽玄な姿と自然の力強さを生き生きと表現している。乾燥した環境に置かれ、蜜を分泌することもできないが、ゴースト・フラワーは完璧で荘厳な美しさを保ち、その土地で生き続けている。
香りの描写
新鮮なジャマイカ産ネスベリーとアンブレットシードの甘い香りで幕を開け、Mojave Ghostは軽やかさを体現する。Amelia Grayを囲むように流れる丸みを帯びたフォルムは、香りの核心を力強く捉え、パウダリーヴァイオレットが、マグノリアの力強いフローラルと官能的なサンダルウッドへと広がっていく。最後に温かみのあるムスクがベチバーとシダーウッドに丸みを与えている。
過酷な日差しと影に照らされたこの香りは、砂漠の真の精神を肌に残す。
年間を通して、この多角的なストーリーは、現代を象徴するモデル Amelia Gray(アメリア・グレイ)と写真家Harley Weir(ハーレー ウィアー)の香りの探求という継続的な対話によって無数の角度から展開される。