レストランや商店から音のシンフォニーが響き渡る。まだ午後４時であることに驚きを隠せない。そんなムードの中、賑わうレストランの外に置かれた白いプラスチックの椅子に座り、一人の男がくつろいでいる。彼はエアリーなプリントシャツのボタンを緩めに留め、オーバーサイズのコーデュロイパンツを履き、黒いレザーのモックトゥシューズを合わせている。

「Keep playing keep dancing（キーププレイング・キープダンシング）」と称されたコレクションは、時代を超えて受け継がれる1970 年代のビートへの情熱にインスパイアされた。EYTYS の2023 年秋冬キャンペーンは、ぶつかり合う音、情熱と自由に定義された音楽の時代を象徴するJamestown（ジェームズタウン）やアスキモタ（Achimota）のせわしない街並み、そしてLabomabeach（ラボマビーチ）が舞台となっている。アクラ出身のフォトグラファー/フィルムメイカーDavid Nana Opoku Ansah（デイビッド・ナナ・オポク・アンサー）がRashida（ラシダ）、Rayan（ラヤン）、Prince（プリンス）の3 人のモデルを故郷アクラで撮影した。Ansah の作品は、型にはまらないものを詩的に映し出すことで高い評価を得ており、彼の現代的な作品を通して、若者文化、コミュニティ、自由さと繊細さをはらむ真のストーリーで表現している。

ガーナ人チームによって創り上げられたこのキャンペーンは、ファッション界の常識を覆す世界的なタレントたちとのコラボレーションを目指すEYTYS のスピリッツを体現し、西アフリカの美しい国々の内外で躍する素晴らしい才能とクリエイティブなコミュニティを讃えている。

2023 年、ガーナ・アクラにてモデルのRashida、Rayan、Prince がDavid Nana Opoku Ansah による撮影、Etchell Dorkenoo（エッチェル・ドルケヌー）によるスタイリングにてキャプチャーされた。

EYTYS の2023 年秋冬コレクションは、2023 年9 月より公式オンラインストア（EYTYS.com）、EYTYS 直営店、および世界各地の一部小売店にて発売。

EYTYS
EYTYS は、ギニア湾に面した活気溢れるガーナの首都アクラに上陸している。アクラの歴史は霧に包まれているが、常に進化し続ける西アフリカの文化と革新の中心地としての地位を確立している。痛ましい歴史と活気に満ちた未来が共存しながらアクラは成長し、創造性と機会に溢れた都市へと変貌を遂げている。夜の灯りの下には、音楽、ファッション、アートにおけるマルチな才能を持ったクリエーターたちの活気あるコミュニティが存在する。