渋谷の街が揺らぎはじめる、アート&カルチャーの祭典「P.O.N.D. 2025 Swing Beyond / 揺らぎごと、超えていく。」10/24(金)から渋谷PARCOで開催
P.O.N.D.について
〈P.O.N.D.〉は、渋谷 PARCO を舞台に開催するアート&カルチャーイベント。前身は2011年から続いた「シブカル祭。」で、そのフィロソフィーである「新しい才能の発見と応援」を引き継ぎ、2020年から〈P.O.N.D.〉として新たにスタートした。名称には「Parco Opens New Dimension(常に新しい次元を切り開いていく)」という想いが込められており、アート・ファッション・音楽・映像など幅広いジャンルのクリエイターの才能とエネルギーがあふれ出す場となっている。
「P.O.N.D. 2025 Swing Beyond / 揺らぎごと、超えていく。」テーマと空間
第6回となる今回のテーマは、「Swing Beyond / 揺らぎごと、超えていく。」ー 変化の激しい時代において、状況に流されず、自分なりの「スイング」を持って軽やかに進んでいく感覚。会場全体を貫くのは、空間ディレクター・髙橋義明が手がける多様なリズムやまなざしが重なり合う空間。アーティストとの対話から生まれた空間が、揺らぎの向こう側にある“次”の感性を照らし出す。
おおつきしゅうと|アートディレクター

1996年東京生まれ。東京藝術大学大学院デザイン科視覚伝達研究室修士課程卒業。グローバル資本主義時代のビジュアルマスコミュニケーションの更新を目指し、グラフィックデザイン、アートディレクションを行う。広告から飲料水のパッケージ、音楽イベントや美術館の広報物、ロゴのデザイン等を担当。主なクライアントは東京都、AVEX、三菱商事、東京藝術大学、東京ビエンナーレ等。エッセイやコラム等の執筆活動も行う。
Instagram:@postcityboy
髙橋 義明|空間ディレクター

1989年、愛知県生まれ。武蔵野美術大学建築学科卒。建築士資格取得後、大学同期と江戸川区の元床柱工場を改装し、現在は同級生の安達淳と共に「東葛西1-11-6 A倉庫」として公開。住所をそのまま名称とし、アーティストと共に企画する展示を中心に、アートと社会をつなぐ場のあり方を考察している。
Instagram:@efag.css
4F PARCO MUSEUM TOKYOでは、12名の作家によるグループ展を開催
4FのPARCO MUSEUM TOKYOでは、12名のアーティストによるグループ展が開催。ベトナムや韓国、中国など国外からの参加者も含め、多彩なバックグラウンドをもつ作家たちが集結し、絵画、写真、陶芸、インスタレーション、メディアアートなど多様な表現が交錯する。
アーティスト
Koka Nikoladze、Tonii、Dương Gia Hiếu、masao、Yang Hongjo、井澤 茉梨絵、何 梓羽、菅野 歩美、黒沢 鑑人、張 聴、髙橋 穣、みずかみしゅうと
コントリビューター
SOLO Contemporary、Guno Lee、石神 俊大、濱田 晋、林 里佐子、李 静文
1F ENTRANCEでは、宇留野圭による立体作品を展示
1Fエントランスでは現代美術家・宇留野圭による大型立体作品を展示。日常的なモチーフや機械的構造を取り入れ、空間全体を彫刻として再構築した本作は、都市と建物をつなぐ場に新たなリズムを生み出す。「個」と「個」の共存や社会との関わりを静かに問いかけ、鑑賞者に立ち止まるきっかけを与える。
1993年岐阜県生まれ。愛知を拠点に活動。2023年名古屋芸術大学大学院美術研究科修士課程を修了。機械部品の鋳造経験を経たのち、美術領域での実践を展開し始める。自身を取り巻く生活世界や絵画、舞台芸術などにインスピレーションを受けながら身近な事象を基軸に、機械や舞台構造を用いた立体作品やインスタレーションを発表している。
公式サイト:https://www.keiuruno.com/
Instagram:@kei_uruno
4F ATRIUMでは、今枝祐人によるインスタレーション作品を展示
4Fの吹き抜け空間にて、今枝祐人によるインスタレーション作品を展示。街の会話や看板の断片を詩へと昇華し、電光掲示板に映し出すことで、日常の言葉に潜む感情や気配を視覚化する。商業施設という公共空間での体験が、個人と公共の境界を揺るがす。
2002年生まれ。東京藝術大学先端芸術表現科卒業。短歌や詩などの言語表現をもとに、電光掲示板などのメディアを用いたインスタレーション作品を制作。大衆広告と私的な言葉という対比する存在を合わせることで、不特定多数の個人に詩をおくる。
公式サイト:https://yutoimaeda.com/
Instagram:@work.imaeda
B1F GALLERY X BY PARCO では、「P.O.N.D. AWARD 2024」グランプリを受賞した黒瀧藍玖の個展「囚」を開催
B1F「GALLERY X BY PARCO」では、「P.O.N.D. AWARD 2024」グランプリを受賞した黒瀧藍玖の個展「囚」が開催。繊維という極小の素材を通じて、人間存在と社会構造の狭間を鋭く掘り下げる彫刻作品は、見る者の視点を根底から揺さぶる。
※GALLERY X BY PARCOのみ会期が異なります
会期:2025年10月31日(金) -11月10日(月)
2000年生まれ。神奈川・東京都拠点。東京造形大学テキスタイルデザイン専攻を卒業。2024年4月に自身初となる個展をSOM GALLERYにて開催。黒瀧は、繊維が交差することで立体的な構造が生まれる織物の造形に着眼を得て、手作業を 通じた経糸と緯糸の組み合わせを用いた、立体作品を制作しています。 彼の代表作である、「Human」シリーズでは、規則的な糸の配置で構成されるフレームの中に人間を閉じ込めることで、パターン化された現代社会や人間の思考を浮き彫りにさせます。彼は自身の作品を通じて、空虚な現代社会や彼が捉える人間の視点を浮かび上がらせ、人々をアルゴリズムからの解放へと導くことを試みます。
Instagram:@aikur0
イベント初日には、10F 「PBOX」にてオープニングパーティーを開催
イベント初日には、10F「PBOX」でオープニングパーティーを開催。新進気鋭から注目アーティストまで多彩な顔ぶれが集い、ライブアクトとDJプレイが交差する一夜に。次世代を担う才能と出会える、熱気あふれるオルタナティブな場となる。
日時:2025年10月24日(金) 開場/開演 18:30(予定)
会場:渋谷PARCO 10F PBOX
入場料:無料※混雑状況により入場制限をかける場合がございます。
イベントの最終日には、9F「SUPER DOMMUNE」にてスペシャルプログラムを開催
イベント最終日には、9F「SUPER DOMMUNE」にてスペシャルプログラムを実施。ディレクターやアーティストらが〈P.O.N.D. 2025〉を振り返り語り合うほか、来場者投票による「P.O.N.D. AWARD 2025」グランプリの発表も行われる。
日時:2025年11月10日(月) 20:00-24:00(予定)
会場:渋谷PARCO 9F SUPER DOMMUNE
入場料:無料<1ドリンク制> ※混雑状況により入場制限をかける場合がございます。
この秋、渋谷の空気を揺らがせるアートとカルチャーの波に、ぜひ身を委ねてほしい。
P.O.N.D. 2025 Swing Beyond / 揺らぎごと、超えていく。
会期:2025年10月24日(金)〜11月10日(月)
開館時間:11:00~21:00(最終日は18:00閉場/入場は閉場の30分前まで)
会場:渋谷PARCO
・4F PARCO MUSEUM TOKYO
・1F エントランス
・4F 吹き抜けエリア
・B1F GALLERY X BY PARCO
・10F PBOX(オープニングパーティー)
・9F SUPER DOMMUNE(クロージングイベント)
住所:〒150-8377 東京都渋谷区宇田川町15−1 渋谷パルコ
入場料:無料
主催:P.O.N.D. 2025 実行委員会
企画制作:PARCO、RCKT/Rocket Company*
空間デザイン:髙橋義明
アートディレクション:おおつきしゅうと
公式サイト
詳細・最新情報は以下にて順次公開予定
Instagram:@p.o.n.d.official、@parco_art
Website:PARCO ART
※ 営業日時は変更となる場合がございます。詳しくは渋谷PARCOのHPをご確認ください。
※ 企画内容は予告なく変更になる可能性がございます。




