DOMICILE TOKYOにてイタリア、ロサンジェルス、日本から集まった 5名のアーティストによる合同展「Morgue (モルグ)」を開催
FKA twigsへの衣装提供や rurumu: とのシューズ制作で国内外から注目を集めるファッションデザイナー・Yudai Ono (ユウダイ・オオノ)や、Arca のプロット制作も手掛ける VVXXII(ヴィヴィエックスエックスアイアイ)、個人の活 動以外にもアートコレクティブ「i8i」での精力的な活動を行う 01668(ゼロワンシックスシックスエイト)など、 各々異なるバックグラウンドとマテリアルを使う身体性が高い作家が一堂に介す。
LAを拠点とする Ruben Ulises Rodriguez Montoya(ルーベン・ウーリセス・ロドリゲス・モントーヤ)は、日本初と なる展示発表となる。
本展ではキュレーターという立ち位置は存在せず、出展作家でもあるオーガナイザーの runurunu(ルヌルヌ)は、昨 年ドイツで開催された国際美術展「ドクメンタ」のアシスタントキュレーターである Gozde Flinta 主催のグループ展 「ION2」にアジアからギャラリー・mcg23xoxo とともに初参加し、今年も国外での個展や合同展を控えている注目作家になる。
「遺体安置所」という意味をもつ本展「Morgue (モルグ)」は、ラディカルな形でのホワイトキューブの変容を目指すと同時に、デュシャンのいう網膜から強引な方法で視覚に引き戻す実験場=モルグでもある。
会期中は関連イベントとして、4月18日(火)には同作家を含めた Yoyogi party オーガナイズのパーティが高円寺・Sound Studio DOM で開催。
展示アーティスト
vvxxii [IT]
グラフィティを背景に持ち公共スペースで展示を行いつつクラブでのプロット制作、映像、グラフィックなど多数メ ディアを用い各国ギャラリーでも発表を行う。近年は身体性の高い立体作品を制作する。
Instagram:@_vvxxii
011668 [LA]
自身の身体を触媒とした覆面でのパフォーマンスに伴う衣装制作や映像、彫刻、グラフィックから派生するグッズな ど。活動形式として各国ギャラリーでの発表やクラブ、フェスなどで例年ツアーを行う。近年は自身のルーツを言及 した立体作品を制作する。
URL:https://011668.art/
Instagram:@0ll668
Ruben Ulises Rodriguez Montoya [LA]
ライフワークとして自身の生活圏やゴミ処理場で収集した廃棄物や生物の断片を用い、動物の様な彫刻や装身具など を制作する。国境や文化、異なるものとの類似点を見い出す作業。
URL:https://rubenulisesrodriguezmontoya.com
Instagram: @que.fresca
Yudai Ono [JP,EG]
Central Saint Martinsに在学しつつ、FKA twigsなど各国アーティストの衣装を手掛ける。ファインアートの強度を ファッションとして成立させる表現、ジャンルや枠に囚われないスタイルの発表、提案を行う。
Instagram:@yudaiyudaiono
runurunu [JP]
自身の出自となるキリスト教との関係、それに纏わる身体表現の拡張など。主にソフトスカルプチャーの制作や関連 するグッズ、ファッションプロダクトの発表を行う。
Instagram:@runurunulnnnn
Morgue / モルグ
会期:4月14日(金)〜4月19日(水) 12:00-20:00
会場:DOMICLE TOKYO 東京都渋谷区神宮前4-28-9
オープニングレセプション
会期:4月14日(金) 18:00~20:00
会場:DOMICLE TOKYO
関連イベント
4月18日(火)
Sound Studio DOM (Yoyogi party) 東京都杉並区高円寺南4-25-7 五明堂駅前ビル3F