多様な素材と感覚が交錯するGroup Exhibition「A Distance To Mass」、9/7(日)までLICHT Galleryで開催中
出展するのは、メキシコ、オランダ、スペイン、フランス、日本、スウェーデン、ドイツと、国や背景の異なる7名のインディペンデント・デザイナーたちだ。
彼らに共通しているのは、小規模工房のクラフトマンとの協働や、スタジオベースでの制作姿勢である。自らの手と感覚を頼りに、素材の特性、デザイナー個人の感情や思考を織り込んだ作品は、工業的な均質さや即時性が重視される価値観への静かな抵抗であり、量産(Mass)の外縁から、ものづくりの在り方を問い直す試みとも言える。

本展で紹介される多くの作品は、日本で初公開となる。これからの時代をかたちづくるであろうデザイナーたちの、機知に富んだ自由な実践に触れられる機会となるだろう。会場では、素材の質感や存在感を改めて意識し、身体で捉え直すような体験が得られるかもしれない。
【参加デザイナー】
・Manu Bano(Mexico、Copper) Instagram
・Sho Ota(Netherlands、Wood) Instagram
・Luis Gimeno(Spain、Glass) Instagram
・Steven Coeffic(France、Ceramic) Instagram
・Shinji Hishida(Japan、Resin) Instagram
・David Taylor(Sweden、Aluminum) Instagram
・Klemens Schillinger(Germany、Wood) Instagram
【開催情報】
展覧会名:A Distance To Mass
会期:2025年8月16日(土)– 9月7日(日)
時間:13:00 – 18:00
休館日:火・水曜
会場:LICHT Gallery(東京都目黒区青葉台 3-18-10 2F)