Loro Pianaがインテリアの中心的要素であるプレードに焦点をあてたインスタレーション「考察 ‐ 第1章:プレード」を開催
1980年代半ば以降、プレードはスカーフとともに<Loro Piana>の最初の完成品のひとつとなった。当初からプレードは、自由な発想や精緻さをもって素材や織り方を探求する実験的な役割を担ってきた。本考察では、特定の対象物、機能または用途に焦点をあてたケーススタディを通してインテリアデザインにアプローチし、そのプロセスを分析することで、メゾンの理念を反映している。進化し続ける枠組みとして構想された本考察は、明確な章立てと新たな探求分野を通して、時間をかけて展開していく。

第1章となる本展示は、回廊のように構成されている。来場者は、それぞれが個別の作品として展示された24点のプレードを順に鑑賞する。これらは、技法、構造、模様、仕上げによって分類され、全体としてひとつの作品の中に存在する多様なアプローチを示す索引のような役割を果たす。
本展示はキュレーション的な手法を採用し、完成品に焦点をあてつつ、素材である繊維や糸といった原材料も明らかにしている。<Loro Piana>のアイデンティティの中核をなすこれらの要素が、その変化の工程とともに展示されている。プレードは、単なる完成品としてだけでなく、緻密な制作過程の成果としても提示されている。

厳選された素材と洗練された構造が融合し、繊維は刺繍、アップリケ、手織り、ニードルパンチ、パッチワーク、スクリーンプリントといった多彩な技法と対話を繰り広げる。それぞれの技法は独自の動き、リズム、そして意味合いを持ち、<Loro Piana>のビジョンを通して表現される。プレードは、メゾンの卓越した素材であるビキューナ、ベビーカシミヤ、カシミヤ、ザ・ギフト・オブ・キングス®、ロロ・ピアーナ・ロイヤル・ライトネス®に加え、リネンや、キャッシュファー、ウィッシュ®ウール、ペコラ・ネラ®ウールなどの革新的な素材を用いて作られている。

<Loro Piana>のアーカイブから厳選された歴史的なシンボルやグラフィック要素が、作品全体に散りばめられ、現代的なデザインへと昇華されている。プレードというシンプルなフォーマットに表現された色彩、模様、質感、構造の多様性は、<Loro Piana>の卓越した職人技の幅広さを物語っている。

オートクチュールのように、各作品はオーダーメイドで一点ずつ丁寧に仕上げられ、きめ細やかな配慮と個性が息づいている。プレードは素材、技法、そして地域性を融合させたものであり、繊維、職人技、そして自然に根ざした卓越した文化を体現している。
開催概要
会期:2026年4月21日(火)~4月26日(日)
会場:Loro Piana 本社社屋 コルティーレ・デッラ・セタ(ミラノ)