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「Third Eye, situated works 知覚の拡張ーそこにある眼差し」、ダニエル・ビュレンが SCAI THE BATHHOUSEで提示する視覚の現在地

Mar 6, 2026
ダニエル・ビュレンの個展「Third Eye, situated works 知覚の拡張ーそこにある眼差し」が、2026年3月17日(火)から5月16日(土)まで、SCAI THE BATHHOUSEで開催される。

「Third Eye, situated works 知覚の拡張ーそこにある眼差し」、ダニエル・ビュレンが SCAI THE BATHHOUSEで提示する視覚の現在地

Mar 6, 2026 - NEWS
ダニエル・ビュレンの個展「Third Eye, situated works 知覚の拡張ーそこにある眼差し」が、2026年3月17日(火)から5月16日(土)まで、SCAI THE BATHHOUSEで開催される。

1960年代半ばより一貫して、作品とそれを取り巻く制度や空間の構造に問いを投げかけてきたダニエル・ビュレン。幅8.7cmのストライプを「視覚の道具」として用い、場所に応答するかたちで展開されるその実践は、パリのパレ・ロワイヤル中庭に設置された《Deux Plateaux(通称:ビュレンの円柱)》をはじめ、世界各地の公共空間や美術館へと広がってきた。

本展を構成するのは《relief-Haut : mirroirs et Prismes(高浮き彫り: プリズムと鏡)》シリーズを含む6点の新作だ 。凸状の形態“Prisme”に、インダストリアルカラーから選ばれた色彩が施され、鏡面仕上げの支持体とともに空間へと配置される。平面と立体のあわいに立ち上がるそれらは、反射や光の作用を通じて、鑑賞者自身の身体や周囲の環境を取り込みながら揺らぐ。

作品は決して自律的に完結するのではなく、置かれた場との関係のなかで変化し続けるものとして現れる。高い天井から差し込む自然光、 SCAI THE BATHHOUSEという建築の構造、そしてそこに立つ私たちの視線。それらが重なり合うことで「私たちは何を見ているのか」という根源的な問いが、あらためて浮かび上がる。

京都での体験を通して日本の「借景」の思想に触れた経験を持ち、豊田市美術館の常設展示をはじめ国内でもプロジェクトを重ねてきたビュレン。本展は再び日本の地で、その強度を静かに問い直す機会となるだろう。

変わり続ける世界の只中で、不変のストライプはどのように呼吸するのか。その場に立ち、視線を差し出すことでしか出会えない感覚が、ここに待っている。

【作家プロフィール】
ダニエル・ビュレン
1938年フランス、ブローニュ=ビランクール生まれ(同地在住)。1960年代初頭より活動を開始し、「ゼロ度の絵画」と呼ばれるコンセプチュアルな実践を展開。1960年代半ば以降、幅8.7cmのストライプを一貫して用い、作品と場所の関係性を問い続けてきた。1986年にはヴェネチア・ビエンナーレのフランス館代表作家として金獅子賞を受賞。2007年には高松宮殿下記念世界文化賞(絵画部門)を受賞するなど、国際的に高い評価を受ける。グッゲンハイム美術館(ニューヨーク)、センター・ポンピドゥー(パリ)ほか、世界各地で個展を開催 。

【開催情報】
Third Eye, situated works 知覚の拡張ーそこにある眼差し
会期:2026年3月17日(火)– 5月16日(土)
開館時間:12:00 – 18:00
休廊日:日曜・月曜・祝日
会場: SCAI THE BATHHOUSE
住所:〒110-0001 東京都台東区谷中6-1-23
TEL:03-3821-1144
公式サイト
Instagram:@scaithebathhouse

アージェント・トーク051:ダニエル・ビュレン
日時: 2026 年3 月10 日(火)19:00 ~ 20:30(受付開始 18:30)
会場:森美術館 ラーニング・ルーム
住所:〒106-6150 東京都港区六本木6丁目10−1 六本木ヒルズ森タワー
定員:80 名 ※要予約 / 先着順
実施言語:英語 ※日英同時通訳付
出演: ダニエル・ビュレン(アーティスト)
聞き手:片岡真実(森美術館館長)
主催: 森美術館
協力: スカイザバスハウス
公式サイト
Instagram:@moriartmuseum

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