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2024年に創立された現代社会におけるFabricの在り方を提案する “Sync Fabric Studio”が初のオープンスタジオを開催

Mar 11, 2024
“Sync Fabric Studioは“2024年に開設された、不定期に公開する体験型スタジオ。
“自然環境”と“身体”の調和を目指し、人間への機能を備えながら地球への配慮に根差したファブリック及びプロダクトの開発/普及を目的にしており、ファッションディレクター山口壮大をはじめとする有志チームにて開設された。
3/14(木) よりRakuten Fashion Week TOKYO 24 AWの関連イベントとして、渋谷ヒカリエ8F 8/CUBEにて、3日間限定で初のオープンスタジオを開催。

2024年に創立された現代社会におけるFabricの在り方を提案する “Sync Fabric Studio”が初のオープンスタジオを開催

Mar 11, 2024 - NEWS
“Sync Fabric Studioは“2024年に開設された、不定期に公開する体験型スタジオ。
“自然環境”と“身体”の調和を目指し、人間への機能を備えながら地球への配慮に根差したファブリック及びプロダクトの開発/普及を目的にしており、ファッションディレクター山口壮大をはじめとする有志チームにて開設された。
3/14(木) よりRakuten Fashion Week TOKYO 24 AWの関連イベントとして、渋谷ヒカリエ8F 8/CUBEにて、3日間限定で初のオープンスタジオを開催。

今回は、東京国立博物館協力の元、古くから伝わる文化と、未来のテクノロジーを結びつけた“凝ったものづくり” を通して豊かな暮らしを目指すプロジェクト 【KORI-SHOW PROJECT】 と、デザインとエンジニアを分け隔てなく用いるユニット【SOCO】 が連携。
【Algorithm-Formed Kimono】をテーマに、ジェネレーティブAIやデータシュミレーションを活用し、江戸時代の雛形本から着想を広げた、現代に相応しい着物を考察。
特に図案/構造/発注方法に着目し、Section1-3として、独自の製作プロセスを展示形式で公開する。

【展示概要】
section1: 雛形図案 × ジェネレーティブAI (機械学習)
雛形本とは江戸時代の代表的衣裳で見本帳を意味する。
当時は小袖図案制作の参考資料として、呉服屋が注文を受ける際のサンプルとして、あるいは絵本として、様々な用途にる小袖などといった流行の衣裳の模様、意匠(デザイン)の見本帳(カタログ)利用されていた。
雛形図案のデザインをAIに学習させ、ルールを踏襲したAIが新たに図案を生み出すことで、伝統に即しながらも前例のない、革新的なデザインを提案する。
実際の雛形本から生成AIによって新たなデザインが生み出されるまでの過程を見ることができる。

*雛形本イメージ

*雛形図案

*ジェネレーティブAI イメージ

section2: パターン×データシュミレーション×機能素材
着物の反物を100%使い切る理念をstudioが推奨する生地規格に踏襲。
着物の“おくみ部分”を無くし、長方形のパーツのみで構成される羽織の構造を採用し数億通りのデータシュミレーションを経て、ロス率1%~3%のパターンメイキングをシュミレーション。
体型に対して厳密な洋服とは異なり、肉体を寛容に包み込む和服ならではの“身体を最優先しない構造”を“未知の羽織”と称し、新たなスタンダードの一端として提案する。

*パターンイメージ

*未知の羽織イメージ

section3: 雛形本×オーダーシステム
雛形本の発注書/仕様書としての機能を現代に適応するべく、オーダーシステムを試験的に実装した。好みの図案選び、身体寸法、生地規格の適合をオンラインオーダーシステム(version1)を通して模擬体験いただける。

【イベント会期】
場所:渋谷ヒカリエ8F CUBE1,2,3
〒150-8510 東京都渋谷区渋谷2-21-1
日時:2024年 3月14日(木)15:00 – 20:00、3月15日(金)11:00 – 20:00、3月16日(土)11:00 – 18:00
主催:Sync Fabiric Studio
TEL:070-6566-5779

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