今夏は“トランスペアレント”でモードな軽やかさをまとって
「トランスペアレント」とは、オーガンジーやレースなどのシアー素材のことを指す。近年のファッショントレンドを牽引している<MIU MIU(ミュウミュウ)>の23年春夏、23年秋冬コレクションで印象的な「トランスペアレント」アイテムがいくつか登場していたことからトレンドの兆しを見せた。
その後もトレンドは勢いを増し、24年秋冬コレクションでも重厚感に軽さとしなやかさを与える「トランスペアレント」アイテムが多くのブランドのランウェイに登場していた。本記事では、スタイリスト宮崎典子さんがモードなエッセンスを加える「トランスペアレント」のスタイリングアイデアをご紹介。
この夏、モードな抜け感を演出する「トランスペアレント」でスタイリングをアップデートして。
主役級のパンツと柄が織りなす化学反応や素肌感のバランスを楽しんで
「グラフィティ×花柄」で繊細な中に遊び心のあるオーバーサイズのシースルーパンツを主役に、透けて浮き出るインナーショーツの柄との化学反応や、素肌感のバランスを楽しむスタイリング。
ボトムスのオーバーシルエットとコントラストをつけるコンパクトなトップも、スタイリングを引き締める色柄で。
TOP ¥42,900/mister it.(03-4363-6608)
PANTS¥37,400/BASE MARK(M 03-6721-0406)
SHORTS ¥30,800/BAUM UND PFERDGARTEN(S&T 03-4530-3241)
BRACELET ¥14,300/Sisi Joia(Filg Showroom 03-5357-8771)
SHOES ¥24,200/CAMPER(CAMPER JAPAN 03-5412-1844)
難易度の高いクリアドレス、シースルートップはシンプルな色合わせですっきりと見せて
ビニールでできたガーメントのようなクリアドレスを主役に、同じくクリアで清涼感のあるサンダルを足元に。
立体感のあるシースルートップ、デニムで締めて、主役のドレスを強調して。
単色でシンプルなアイテムと合わせることで、難易度の高いアイテムも落とし込みやすく。
DRESS ¥63,800/FUMIKA_UCHIDA(CLIFF co.ltd. 03-5844-6152)
TOPS ¥30,800/OPEN SESAME CLUB(03-6822-2147)
DENIM PANTS ¥49,500/HOLIDAY(03-6805-1273)
SHOES ¥19,800/MELISSA + TELFAR(Melissa Shoes Japan 03-6712-6187)
素材を重ねて完成するグラデーション、爽やかな色彩の美しさを引き出して
透け感を活かしながら、様々なブルーのグラデーションの色の美しさを重ね合わせたスタイリング。
存在感のあるディティールを持つアイテムの掛け合わせでも色味を合わせることで不思議とまとまりのある印象に。
GOWN ¥46,200/KLOSET(H3O Fashion Bureau 03-6712-6180)
SHORT TOP ¥19,800/SIMONE WILD(Filg Showroom 03-5357-8771)
TOP ¥11,000/333STUDIO(XANADU TOKYO 03-6459-2826)
KNIT PANTS ¥35,200/RUMCHE(BRAND NEWS 03-6421-0870)
NECKLECE ¥61,600/P.NINA(Filg Showroom 03-5357-8771)
CORSET BELT ¥25,300/A LA poursuite(XANADU TOKYO 03-6459-2826)
SHOES ¥19,800/(CAMPER JAPAN 03-5412-1844)
ドリーミーなトップには、印象の異なるデザインのボトムで引き締めて
ホワイト×光沢感のワントーンでまとめてクリーンな統一感を。
星のスパンコールが透けて浮き出るようなデザインのブラウスに、クリアビーズのビスチェを合わせたドリーミーなスタイリングは、ワーク感のあるスポーティーなデザインが目を惹くシースルーパンツで印象を引き締めて。
BLOUSE ¥77,000/fluss(info@f-l-u-s-s.com)
PANTS ¥46,200/YOHEI OHNO(03-5760-6039)
HEAD PIECE (REFERENCE ITEM)/tanakadaisuke(tanakadaisuke.jp)
BEADS BUSTIER ¥37,400/MURRAL(https://murral.jp/)
SHOES ¥49,500/SHINYAKOZUKA(THE WALL SHOWROOM 050-3802-5577)
- Styling : Noriko Miyazaki
- Photograph : Kanto Kurosawa
- Hair & Make up : Moe Hikida
- Model : SOTA(TOMORROW TOKYO)
- Edit : Yukako Musha(QUI)