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ZEGNAが新作フレグランスコレクション「MEMORIE」を発表

Mar 26, 2026
<ZEGNA(ゼニア)>が、100年以上にわたるビジョン、クラフトマンシップ、そしてブランドの原風景を6つの香りの章へと凝縮した、新たなフレグランスコレクション「MEMORIE(メモリエ)」を発表した。

ZEGNAが新作フレグランスコレクション「MEMORIE」を発表

Mar 26, 2026 - NEWS
<ZEGNA(ゼニア)>が、100年以上にわたるビジョン、クラフトマンシップ、そしてブランドの原風景を6つの香りの章へと凝縮した、新たなフレグランスコレクション「MEMORIE(メモリエ)」を発表した。

「MEMORIE」という名はイタリア語の「記憶」という言葉に由来している。それは、過去にとどめられたものではなく、今を生きる体験としての記憶。土地、所作、そして意思によって形づくられ、時を超えて受け継がれていく瞬間を表している。

かつて北イタリアのアルプスの地で、先見の明にあふれた一人の起業家が夢を抱いていた。時は1910年。その瞬間から、日々の営みに根ざした儀式、記憶を刻む品々、そして自然との深い結びつきによって紡がれる物語が始まった。その物語は、世代から世代へと受け継がれてきた。それぞれのフレグランスは、創業者の人生の物語を綴る「章」を映し出しており、特定の場所や品々に根ざしている。

商品概要

商品名:I — IL CALAMAIO(イル カラマイオ)
香調:レザーアンバー
主要香料:インクアコード、トルコ産ローズ・アブソリュート、ウードアコード
調香師:ドミニク・ロピオン

時は夜明け。エルメネジルド・ゼニアは書斎に座り、ラニフィーチョ(ウール工場)を見渡している。広げられた新聞のページには、インクの鋭い香りがまだ残っている。革装丁のノート、磨き上げられた木の机が、静かな集中の時間を物語る。ペンを手に執ると思考が溢れ出し、アイディアは紙の上に、ファブリックの上に、そして未来のビジョンへと姿を変えていく。イル カラマイオは創造の原点を捉えた香りであり、想像力が確かな意志へと変わる、その親密な瞬間を表現している。

商品名:II — IL LANIFICIO(イル ラニフィーチョ)
香調:バニラスエード
主要香料:バニラ・タヒテンシス、スエードアコード、サンダルウッド
調香師:ファブリス・ペルグラン

ウール工場の中は、原毛特有の濃密な香りが満ちている。やがて機械が動き出し、そのリズムが空間を満たしていく。奥へと進むにつれ、温かな羊毛のベールが甘く安らぐような香りを放ち、空気は次第に柔らかさを帯びていく。自然と産業、未加工のものと洗練されたものが、見事に調和して共存する場所。イル ラニフィーチョは人の創意とクラフトマンシップによって素材が価値へと昇華される、エルメネジルド・ゼニアの鼓動を香りで表現している。

商品名:III — A TRIVERO(ア トリヴェロ)
香調:ロマティック・フゼア
主要香料:ラベンダー、ダマスクローズ、ミルラ
調香師:クォンタン・ビッシュ

レージに漂う、どこか懐かしいガソリンの香り。エルメネジルド・ゼニアは愛車ランチア・アウレリアのエンジンを始動させる。車が走り出すと、開け放たれた窓から澄み切った山の空気が流れ込んでく。カーブを曲がる度に道が拓け、広大なアルプスの風景が姿を現す。ア トリヴェロはピエモンテの小さな町から広い世界へと踏み出す、旅立ちの衝動を表現している。

商品名:IV — IL SOTTOBOSCO(イル ソットボスコ)
香調:ウッディ・スパイシー
主要香料:ピンクペッパー、キャロットシード、パチョリ
調香師:ファブリス・ペルグラン

オアジ・ゼニアでは雨が上がったばかり。一歩踏み出すごとに湿った大地が豊かな香りを放つ。濡れた葉はきらめき、松葉は足元でかすかな音を立て、苔の香りが空気に漂っている。森は静かに息づき、木漏れ日が林冠から差し込む。イル ソットボスコは静寂と再生の瞬間を想起させ、人と自然が深く結びつく、揺るぎない感覚を呼び覚ます香りになっている。

商品名:V — LA PANORAMICA(ラ パノラミカ)
香調:フレッシュ・フゼア
主要香料:インニードル、フランス産ラベンダー、ハイチ産ベチバー
調香師:ドミニク・ロピオン

まばゆい光の下、国道232号線を歩むエルメネジルド・ゼニア。そびえ立つ木々が道沿いに並び、松の鋭い香りがアスファルトの匂いを和らげる。丘陵を縫うように道が続く中、木漏れ日は枝の間から降り注ぎ、移ろう影を落としている。ラ パノラミカは動き続けるビジョンを捉えている。それは一歩ずつ、一本ずつ木を植えるようにして築き上げられた、創業者の長期的視座を映し出す。

商品名:VI — SAGA DEL PIEMONTE(サーガ デル ピエモンテ)
香調:ウッディ・グルマン
主要香料:コーヒーアコード、ラタフィア、ヴァージニア産シダーウッド
調香師:ファブリス・ぺルグラン

夕闇が降り、暖炉の火がゆらめく。 エルメネジルド・ゼニアは使い込まれた椅子に深く腰掛け、ピエモンテ伝統のチェリー酒、ラタフィアのグラスを傾ける。笑い声と語らいが室内を満たし、 次々と溢れ出す思い出は分かち合われる。外気が冷え込む中、室内には温もりと心地よい団らんの余韻がいつまでも残る。サーガ デル ピエモンテは記憶がレガシーへと昇華する、継承、親密さ、そして連続性を描く物語の最終章である。

6つの章、6つの香り。それぞれが生きた瞬間を閉じ込めた記憶の香り。それが自然と産業、親密さと野心、思考と行動の狭間に漂っている。緻密かつ意図的に構成されたシークエンスの中で、6つの香りは思索の親密さから風景の開放性へ、創造から熟考へと移ろい、躍動する人生のリズムに沿って展開される。それらは個々に完結する表現の集合ではなく、ひと続きの物語として結実している。

1910年、イタリア・アルプスの地に誕生した<ZEGNA>はレガシーを「生きられるもの」として常に捉えてきた。「MEMORIE」は地に足をつけながらも未来を見据え、親密さと野心を併せ持つ、イタリアならではの生き方を映し出している。そこでは、美が責任から切り離されることはなく、記憶が静止して留まることもない。このローンチにあわせ、<ZEGNA>は、グローバルアンバサダーのマッツ・ミケルセンを起用した新たなシネマティックフィルムを発表。脚本・監督を務めたのはロマン・コッポラ。オアジ・ゼニアに佇むゼニアファミリーの歴史的邸宅、Casa ZEGNA(カーサ・ゼニア)を舞台に、6 つの世界が静かに連なっていく瞑想的な旅路が描かれる。物語を導くのは、一台のミニチュアカー。それは、移動、想像力、そして連続性を象徴する詩的なシンボル。コッポラの映像言語は説明に依拠するのではなく、静寂やリズム、そして余白を通じて、記憶を鮮やかに浮かび上がらせる。

それぞれのフレグランスは、その情景に着想を得た、柔らかなグラデーション仕上げの洗練されたガラスボトルに収められ、ゼニアファミリーの紋章を冠したアッシュウッドのキャップで封じられている。リフィル可能な設計を採用した「MEMORIE」は、ラグジュアリーとは永続的であるべきだという信念、すなわち、保存され再び手に取られ、次世代へと受け継がれるべきものであるという哲学を体現している。

販売情報
販売場所:ZEGNA公式オンラインストア、世界中の取扱店にて順次展開予定

問い合わせ
ゼニア カスタマーサービス
電話番号:03-5114-5300

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