灯りと香りと音が響き合う、幻想的な共感覚空間へ——「Synesthesia(シナスタジア~共感覚)」がAmbientec Gallery Tokyoで開催中
本展は、灯り・香り・音が共鳴し合う空間体験をテーマに、照明ブランド<Ambientec(アンビエンテック)>の世界観を立体的に描き出すインスタレーション。
メインとなる「Barcarolle」は、デザイナー松山祥樹が手がけたポータブル照明。舟唄を意味するその名の通り、ヴェネツィアの水辺にきらめく光の情景から着想を得ている。複数を並べて点灯させると、まるで水面に浮かぶ光の粒が空間に立ち上がるような情緒的な景色が生まれる。

展示空間では、この「Barcarolle」の灯りに呼応するように、香りに<FUEGUIA 1833(フエギア イチハチサンサン)>のセレクションを、音楽にベルリン拠点の作曲家フェリックス・ロシュの楽曲を採用。視覚・嗅覚・聴覚が重なり合い、五感で灯りを感じるような体験が広がっている。

また本展は、<Ambientec>と深い関わりを持つアルゼンチン発のペルフーメラボラトリー<FUEGUIA 1833>との連動企画としても展開。徒歩圏内に位置するFUEGUIA 1833 麻布台ギャラリーでは、10月25日(土)から「Barcarolle」を期間限定で展示。異なる空間での出会いが、作品の多層的な魅力をより鮮やかに浮かび上がらせる。
静かで深い余韻を、その場でぜひ体感してみてほしい。
【開催情報】
展覧会名:Synesthesia(シナスタジア~共感覚)
会期:2025年10月24日(金)~11月16日(日)
会場:Ambientec Gallery Tokyo
所在地:東京都港区六本木5-17-1 AXISビル 2F
開館時間:12:00~20:00
休館日:水曜日
観覧料:無料
FUEGUIA 1833 麻布台ギャラリーでの「Barcarolle」期間限定展示
会期:2025年10月25日(土)~11月9日(日)
会場:FUEGUIA 1833 麻布台ギャラリー
所在地:東京都港区虎ノ門5-9-1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザB 2F
開館時間:11:00~20:00
観覧料:無料
公式サイト:https://fueguia.jp
URL:https://ambientec.co.jp/blogs/events/synesthesia_1
【Ambientecについて】
Ambientec(アンビエンテック)
2009年7月設立。水中撮影機材の開発製造という技術的バックグラウンドを持つ、異色のポータブル照明ブランド。良質なものをできるだけ長く愛用したいというユーザーに向けた設計開発思想は、独自のLED制御技術で高品位な灯りを実現するだけでなく、素材の質感や実力派デザイナーによる個性的なデザインにも表れている。
日本発の世界的ブランドを目指し、2021年にはミラノサローネ特別展「スーパーサローネ」に日本から唯一出展。
URL:https://ambientec.co.jp/
Instagram:@ambientec_official
【FUEGUIA 1833について】
FUEGUIA 1833(フエギア イチハチサンサン)
2010年、創業者ジュリアン・ベデルによりアルゼンチン・ブエノスアイレスで設立されたペルフーメラボラトリー。「アイデンティティと植物の探究」の場として、世界各地のギャラリーを通じて香りの体験を提供している。
南米の自然・文化・歴史に着想を得た香りを、科学と芸術を融合させた独自のアプローチで創作。全工程を自社で一貫管理することで、透明性とトレーサビリティを確保している。
WEB:https://fueguia.jp/
Instagram:@fueguia1833
【Felix Röschについて】
Felix Rösch(フェリックス・ロシュ)
ベルリンを拠点とする作曲家。ロベルト・シューマン音楽大学でクラシックピアノ、デュッセルドルフ専門大学で音響工学、バーベルスベルク映画大学で作曲を学ぶ。
Spotifyの複数のエディトリアルプレイリストに選出され、500万回以上のストリーミング再生を記録。
西ドイツ放送交響楽団やフランクフルト放送交響楽団など、世界的に著名なオーケストラによって演奏・録音されている。
WEB:https://felixrosch.com
Instagram:@felixrosch