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岡田 敦が写す幻の時間、写真展「ユルリ島の馬 ~The Horses of Yururi Island~」が2/20(金)よりフジフイルム スクエアで開催

Feb 16, 2026
東京・六本木のフジフイルム スクエアにて、2026年2月20日(金)から3月5日(木)まで、岡田 敦写真展「ユルリ島の馬 ~The Horses of Yururi Island~」が開催される。(PHOTO:Yururi Island, March, 2018 ©Okada Atsushi)

岡田 敦が写す幻の時間、写真展「ユルリ島の馬 ~The Horses of Yururi Island~」が2/20(金)よりフジフイルム スクエアで開催

Feb 16, 2026 - NEWS
東京・六本木のフジフイルム スクエアにて、2026年2月20日(金)から3月5日(木)まで、岡田 敦写真展「ユルリ島の馬 ~The Horses of Yururi Island~」が開催される。(PHOTO:Yururi Island, March, 2018 ©Okada Atsushi)

本展の舞台となるユルリ島は、日本の本土最東端・根室半島の沖合に浮かぶ、周囲約8キロメートルの無人島だ。現在は上陸が禁止され、馬だけが暮らすこの島に、岡田敦が強く惹かれたのは15年ほど前のことだ。根室市の許可を得て2011年から撮影を開始し、人と馬が共に生きてきた時間の終章を、静かなまなざしで追い続けてきた。

戦後間もない1950年、昆布漁の干場を求めた人々は、労働力としての馬と共にユルリ島へ渡った。やがて高度経済成長期を迎え、1960年代に島民は本土へ戻り、島には数頭の馬だけが残されたという。自然交配を重ね、最盛期には約30頭まで増えた馬たちも、2006年の雄馬引き上げを境に、ゆるやかな終わりへと向かっていく。岡田が初めて島を訪れた2011年夏に12頭いた馬たちは、時の流れとともに、ひとつ、またひとつと姿を消していった。

本展では、今回が初展示となる作品を中心に、カラー・モノクロ約25点のプリントと映像作品1点を展示する。富士フイルム製の銀写真プリントによる高い描写性の中に立ち上がるのは、風や光、季節の移ろいとともに生きた馬たちの気配であり、そこに確かに存在した時間の層だ。写真は記録でありながら、見る者の記憶にも静かに触れてくる。

【プロフィール】
岡田 敦(おかだ あつし)
1979年、北海道生まれ。大阪芸術大学芸術学部写真学科卒業、東京工芸大学大学院芸術学研究科博士後期課程修了。富士フォトサロン新人賞(2002年)、木村伊兵衛写真賞(2008年)、北海道文化奨励賞(2014年)、東川賞特別作家賞(2017年)、JRA賞馬事文化賞(2024年)を受賞。
主な写真集に『I am』(赤々舎/2007年)、『ataraxia』(青幻舎/2010年)、『世界』(赤々舎/2012年)、『MOTHER』(柏艪舎/2014年)、『The Horses of Yururi Island ユルリ島の馬』(青幻舎/2025年)がある。作品は北海道立近代美術館ほかに収蔵。
URL:https://okadaatsushi.com/
Instagram:@okadaatsushi_official

【開催情報】
展覧会名:岡田 敦写真展「ユルリ島の馬 ~The Horses of Yururi Island~」
会期:2026年2月20日(金)~3月5日(木)
会場:FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)内 富士フイルムフォトサロン 東京 スペース1
開館時間:10:00-19:00(最終日は16:00まで、入館は終了10分前まで)
休館日:会期中無休
観覧料:無料
URL:https://fujifilmsquare.jp/exhibition/260220_01.html
Instagram:@fujifilmsquare_photosalon

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