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「リッツウェル 家具と手しごと」展、厚革に宿る“手しごと”の温度

Oct 28, 2025
Ritzwell 表参道 SHOP & ATELIER にて、10月31日(金)から11月9日(日)まで「リッツウェル 家具と手しごと」展が開催される。DESIGNART TOKYO 2025 の参加企画として行われる本展では、“家具は人生に優しく寄り添うもの”というリッツウェルの思想を、職人たちのリアルな手しごとを通して体感できる。

「リッツウェル 家具と手しごと」展、厚革に宿る“手しごと”の温度

Oct 28, 2025 - NEWS
Ritzwell 表参道 SHOP & ATELIER にて、10月31日(金)から11月9日(日)まで「リッツウェル 家具と手しごと」展が開催される。DESIGNART TOKYO 2025 の参加企画として行われる本展では、“家具は人生に優しく寄り添うもの”というリッツウェルの思想を、職人たちのリアルな手しごとを通して体感できる。

今回のテーマは、リッツウェルデザインを支える代表的な素材「厚革」。通常の革の倍以上の厚みを持つこの素材は、安定した強度としなやかなハリ感を併せ持ち、張材としてだけでなく構造材としても生かされている。
会場では「切る。」「磨く。」「縫う。」「編む。」という4つの手しごとを軸に、素材が家具へと形を変えていく過程を紹介する。厚革の魅力を際立たせるコバの仕上げや美しいステッチ、フレームに編み込まれた革のラインなど、職人による緻密な手しごとを展示を通して感じることができる。

 

黄昏時の光と影が生み出す立体的なフォルムの美しさが印象的な「VESPER lounge chair」。細身のスチールフレームに厚革を編み込み、手のひらにやわらかく馴染むよう仕立てられたグリップが心地よい。今回の展示では、この新作「VESPER lounge chair」を中心に、厚革をフレームに編み込む実演が行われるほか、ほかのプロダクトの制作過程も披露される予定だ。

 

厚革という一枚の素材が、職人の手を経て家具へと昇華していく。その過程には、リッツウェルが大切にしてきた“愛着をはぐくむ”思想が息づいている。手しごとのぬくもりと素材の生命力に触れる時間を、ぜひ表参道で体験してほしい。

 

【開催情報】
展覧会名:リッツウェル 家具と手しごと
会期:2025年10月31日(金)~11月9日(日)
会場:Ritzwell 表参道 SHOP & ATELIER(東京都港区北青山3-4-3 ののあおやま1F
時間:11:00~19:00(水曜定休)
※10月31日(金)は11:00~16:00
※11月5日(水)はオーナー様貸し切りイベントあり
主催:Ritzwell

事前登録はこちら
※本展では、事前登録のうえ来場された方に、リッツウェルオリジナルのトートバッグをプレゼント。来場時にQRコードを提示。先着400名限定の特典で、無くなり次第終了となる。

 

【Ritzwell 糸島シーサイドファクトリー × 表参道 SHOP & ATELIER】

Ritzwell 糸島シーサイドファクトリー

Ritzwell表参道 SHOP &ATELIER

2019年、自然豊かな福岡県糸島市に、職人たちの働く環境を第一に考えた自社工場『Ritzwell 糸島シーサイドファクトリー』を設立。「家具を設計図通りに製作しただけでは人に感動を与えることはできない。そこに作り手の感性や経験が加わることで、永く愛される家具が完成する」という想いから、玄界灘を臨む糸島の地を選んだ。

設立当初10名ほどだった職人も現在は20名に。製作の場であると同時に、開発拠点としてもブランドを支えている。そして2022年、30周年を迎えたリッツウェルは、東京・北青山に『Ritzwell 表参道 SHOP & ATELIER』をオープン。職人の手しごとをライブで伝え、家具づくりの背景にある“人の感性”を伝える新たな場として機能している。糸島シーサイドファクトリーから職人が不定期で訪れ、アトリエで家具製作を行うこともあり、その瞬間にはリッツウェルの思想が静かに息づく。

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