シーズン毎に、音楽カルチャーを背景にコレクションを展開する＜A.D.S.R.＞が今季フォーカスしたのは、90年代ドイツのテクノシーンを席巻した “GERMAN TECHNO（ジャーマンテクノ）”。個性的でエネルギッシュさをイメージし、さらにビジュアルテーマとして、“光の三原色”の掛け合わせを強く意識したコレクション展開で、1モデルに複数色を使用し、光の美しさや色彩のレイヤーなど存在感を放つコレクションとなっている。

ラインナップはクラシカルなシルエットをベースに現代的な要素を加えた日常に寄り添う完成度の高い6モデル展開。 三原色のニュアンスを効かせた存在感あるアセテート素材のスクエアタイプRICARDO（リカルド）、 対をなすような柔らかなオーバルシルエットのMONICA（モニカ）。天地を抑え、緩やかなカーブが演出する洗練された雰囲気のELLEN（エレン）。また、オーバルとスクエアを組み合わせた前衛的なシルエットが際立つBAM（バム）。個性が際立つオクタゴンレンズに透明感を添えるよう、敢えてリムレス仕様に仕上げた小振りなサイズ感のVATH（ヴァス）。メタル素材の持つ繊細な上質さとアセテート素材の軽さが織りなすコンビネーションの汎用性を兼ね備えたTHOMAS（トーマス）。強い日差しに映える存在感のあるシルエットが日常にプレイフルな色彩を添えてくれる夏らしいアイコニックな仕上がりになっている。