LA MUSEUM、1950s–2010sのファッション史を辿る第2章『Part 2』を公開中、MargielaやMcQueenなど貴重なアーカイブを展示
『Part 1』では、戦後のファッション界を彩った<Madame Grès(マダム・グレ)>、<Pierre Cardin(ピエール・カルダン)>、<Yves Saint Laurent(イヴ・サンローラン)>、<Thierry Mugler(ティエリー・ミュグレー)>、<Azzedine Alaïa(アズディン・アライア)>などをフィーチャー。さらに、1970〜80年代の社会的ムーヴメントと共鳴したカルチャー系ファッションや、ロンドンの<Ossie Clark(オジー・クラーク)>、<Granny Takes a Trip(グラニー・テイクス・ア・トリップ)>、アメリカの<East West Musical Instruments Co.>といった文化的背景の濃いブランドも紹介された。
続く『Part 2』では、ロンドンのパンクカルチャーを象徴する<Vivienne Westwood(ヴィヴィアン・ウエストウッド)>と<Malcolm McLaren(マルコム・マクラーレン)>を中心に、日本からは<Issey Miyake(イッセイ ミヤケ)>、<Kenzo(ケンゾー)>、<Comme des Garçons(コム デ ギャルソン)>、<Yohji Yamamoto(ヨウジヤマモト)>らが登場。さらに、<Martin Margiela(マルタン・マルジェラ)>、<Ann Demeulemeester(アン・ドゥムルメステール)>、<Helmut Lang(ヘルムート・ラング)>、<John Galliano(ジョン・ガリアーノ)>、<Alexander McQueen(アレキサンダー・マックイーン)>、<Phoebe Philo(フィービー・ファイロ)>など、ファッション史に多大な影響を与えたデザイナーの作品が一堂に会する。
また、<Stephen Sprouse(スティーブン・スプラウス)>、<Keith Haring(キース・ヘリング)>、<Andy Warhol(アンディ・ウォーホル)>らによるアートとの融合にも焦点を当てており、ファッションが社会とカルチャーを横断する存在であることを示唆している。
LA MUSEUMでは、すべての展示品が3D撮影されており、360度からの鑑賞が可能。細部のステッチや裏地までも確認でき、まるで実物を目の前にしているかのような体験が楽しめる。専用アプリ(iOS/Android/Windows/Mac)をダウンロードすれば、誰でもどこでもアクセス可能。
アートとしてのファッションに新たな鑑賞体験をもたらすLA MUSEUM。ファッションデザインの未来を見据えた、革新的なデジタルアーカイブの場として、今後の展開にも注目が集まる。
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