YOHEI OHNOがデザインした、大阪・関西万博「住友館」のアテンダントユニフォームが公開
「住友館」は住友グループがこれまで培ってきた知識、技術、人材を集結し、社会問題へ挑む。展示やエンターテイメントを通じて、訪問者の心を動かし、時代に変化をもたらし、未来への希望を創出する場として設計されている。
今回発表された「アテンダントユニフォーム」は、2025年1月に予定されている「住友館」の外観公開に合わせて公開される。
住友館は来場者が直面する社会や環境問題への関心を持続させるために、インタラクティブな体験や植林体験を提供する。ここで育てられた木々は、数十年後、100年後と時を超えて未来へと受け継がれる。また、住友館で過ごす時間が、森や自然と向き合い、未来へ思いを馳せる大切さを感じ続けるきっかけとなることを目指す。
アテンダントユニフォームは、住友商事グループが全国の小売店から回収したペットボトルから再生された特殊長繊維用ペレット「bottlium®(ボトリウム)」と、住友化学が開発した温度調節樹脂「コンフォーマ®」を使用した繊維を採用している。
<YOHEI OHNO>は初のユニフォームデザインに挑戦し、スタッフの運営面での機能性を含むデザインを考案した。また、着用者の個性を活かすために、ジャケットやパンツ、カットソーを用いたスーツスタイルや帽子、シューズなどを共通デザインとしつつ、2種類のユニフォームを制作した。
住友館では、ユニフォームや展示コンテンツ、公式グッズなどの開発を進めるために、国内外で活躍するさまざまなクリエイターやアーティスト、企業と共創する。住友グループだけでなく多様なメンバーと共に、人々の心を動かし、時代に変化を与え、未来への希望を創出できるような展示やエンターテイメントを作り出す予定だ。
Photo Credit ©︎Sumitomo EXPO2025 Promotion Committee ©︎YOHEI OHNO
YOHEI OHNO
「独自性のあるフォルム作りと実用性」をコンセプトに、古今東⻄のアート、建築、彫刻やプロダクトをインスピレーションとしており、伝統にとらわれない自由な素材使いやフォルムアプローチを通じて、未来に向けた新しい人間像や生活観を探求する。
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