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haku kyotoにてAzami Eimiと須藤はる奈による展覧会を開催

Jul 16, 2024
7月12日(金)から7月28日(日)にかけて「haku kyoto」にて、Azami Eimiと須藤はる奈による展覧会”I'll be seeing you."を開催。

haku kyotoにてAzami Eimiと須藤はる奈による展覧会を開催

Jul 16, 2024 - NEWS
7月12日(金)から7月28日(日)にかけて「haku kyoto」にて、Azami Eimiと須藤はる奈による展覧会”I'll be seeing you."を開催。

haku kyoto」では、7月12日(金)よりAzami Eimiと須藤はる奈の2人展「Ill be seeing you.」を開催。展示タイトル 「T’ll be seeing you.」(訳:また会いましょう)は、映画「君に読む物語」の挿入歌のタイトルから引用している。この映画は、認知症を患い過去を思い出せずにいる老婦人の元に、足繁く通う老人がとある若い男女の物語を読み聞かせながら時の二人の思い出を追体験する話だ。物語の女は、将来を案じる両親に男との交際を阻まれ、二人の仲は引き裂かれてしまう。男は365日毎日手紙に想いを託すが、一通の返事もないままやがて第2次世界大戦が始まる。手紙というツールで離れた相手とコミュニケーションを取っている中、相手が返事をすることが困難な状況に陥り、連絡も滞り、いつしか関係が風化していくのは現代のコミュニケーションツールの発展がある中でもあり得る風景。

私たちは疫病による社会問題で長い時間の間、人との距離感や関わりが希薄になった。そのかわりにと、SNSなどインターネットの発展により関係性を繋ぎとめているような状態はまるで劇中の手紙に想いを託すことと重なっていく。現在は落ち着き、私たちは人との繋がりをより強く求め今の社会の流れに順応していく人もいれば変化せずいまの生活を維持する人もいるだろう。

本展は、アーティスト2名がコンセプトでもある「長い期間会えていない人を思い出す」ことから解釈したポートレート作品を展開。作品に描かれた人物の表情や色味など鑑賞者にとって忘れていた人との繋がりを再度認識し、コロナ禍によって失われた3年間で、疎遠になった人との時間を取り戻していく。

そういえば、あの人はいま何をしているんだろう。
きっと、また会えるよね。

◾️ 詳細
会期:7月12日(金)-2024年7月28日(日)
会場:haku kyoto
住所:〒600-8032 京都府京都市下京区中之町566 1階
営業時間:14:00-20:00
営業日:金・土・日
※月水木はスタッフ不在ですが、自由にご覧いただけます。

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