Hiettは、ロンドンの今はなき『Nova Magazine』でのファッション撮影や『Rolling Stone』のライブ撮影を通じてキャリアをスタート。The Doors、Miles Davis、Jimi Hendrix、Beach Boysなど、数々のミュージシャンたちを撮影し、1970年代初頭にはパリに移住し、『Vogue Paris』や『Marie Claire』など、20年にわたる仕事の関係を築き始めた。その頃、Hiettは撮影のためにマイアミを頻繁に訪れるようになり、これらの旅を通じて、日中撮影でのフラッシュの使用、豊かな色彩、日常の中に魔法を見出すかのような構図のセンスなど、彼独自の作風を発展させていった。

1983年、Hiettはアルバム『Down On The Road By The Beach』をリリース。このアルバムは、ギターを主体としたパノラマ、海を想起させるようなインストゥルメンタル、夢心地なカバー曲を多数収録している。日本限定でリリースされたこのアルバムは、世界中のコレクターから愛されるカルトクラシックなものとなった。アルバムのカバーアートワークには、Kiko Kostadinovが本プロジェクトのために選んだシリーズの画像が使用されていた。

Kiko Kostadinov + Steve Hiett for Photo Londonは、Kiko Kostadinovオンラインストア、Kiko Kostadinov Tokyo（5月21日発売）、Dover Street Market London、Dover Street Market Ginzaにて限定発売される。
国内販売価格:41,800円(税込)

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