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デザイナー 八木佑樹による新ブランド「vowels」がローンチ

May 20, 2024
デザイナー八木佑樹が新ブランド<vowels(バウルズ)>を発表した。

デザイナー 八木佑樹による新ブランド「vowels」がローンチ

May 20, 2024 - NEWS
デザイナー八木佑樹が新ブランド<vowels(バウルズ)>を発表した。

アメリカと日本で展開するこのユニセックスのエッセンシャルなストリートウェアは、すべてのアイテムが東京でデザインされた日本製で、八木が収集している書籍や雑誌、印刷物から着想を得ている。

ファーストコレクションは、4月にニューヨークにオープンしたブランドのショールーム兼アーカイブセンターで披露された。ゲストはリファレンスとなった資料を閲覧し、あらかじめ設定されたドキュメンテーションやカタログに従って、アーカイブを独自にキュレーションすることができる。また、今年6月にはパリメンズファッションウィークにて、2025年春夏コレクションを発表する予定だ。



クリエイティブパートナーや同僚、友人たちとの共創、あるいは八木によるインディペンデントなものまで、長年にわたるリサーチやコレクション、カタログ作成などのvowelsのクリエイションに影響を与えたアーカイブは、ストリートウェアやメンズウェアブランドでのデザインを生業としてきた八木のキャリアにおいて、常にインスピレーションの源となっている。

vowelsのブランドスピリットは、日本の「守破離」の精神に則っている。まず基本やルールを身に着けた上で、既存のルールを破り、独自なものに発展させるという「守破離」の哲学をデザインプロセスに落とし込んでいる。ディテールにこだわった定番アイテムのコレクションからスタートし、実験と再解釈を繰り返しながら、シーズンごとに作品を洗練させていく。

デビューコレクションのキャンペーンとルックブックは、写真家ホンマタカシが手掛けた。ノスタルジックなホンマの作品は、八木に長年インスピレーションを与え続けており、ファーストコレクションの直接的な着想源のひとつとなった。

トップスは0~4まで、ボトムスが26~36までのサイズバリエーションで、全てのアイテムがジェンダーレス展開となる。パールボタン、プレミアムゲージの日本製コットン、日本製のセルビッジデニムなど、卓越したディテールを特徴としている。最高品質のもの作りを追求する一方で、最新技術を取り入れ、カスタマーとのコミュニケーションや商品をより良くする方法を見つけることにも注力している。vowels Archiveからのセレクションはブランドのウェブサイトで公開され、コレクションや商品詳細などに直接リンクしている。さらに、各アイテムにはNFC技術を使ったタグが付けられ、購入者はアイテムの真贋判定をすることができる。

八木佑樹 / Yuki Yagi
1993年、鳥取県生まれ。ニューヨークのパーソンズ美術大学をはじめとる世界各国でデザインを学んだ後、トラデ ィショナルウェアからストリートウェアまで幅広いジャンルの世界的なブランドでデザイナーとして活躍。現在は ニューヨークと東京を行き来し、vowels(バウルズ)のクリエイティブ・チームを率いている。

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