NACC/⽇本橋アナーキー⽂化センター」より Vol.5 エキシビションが3⽉ 25 ⽇ (⼟) より開催
近年、都市開発で変化する⽇本橋を拠点に、さまざまなアーティストのクロスカルチャーの発信地として 株式会社 SOSU(ソスウ)が運営する「NACC/⽇本橋アナーキー⽂化センター」より Vol.5 エキシビションが、2023年3⽉25⽇(⼟) 〜 2023年5⽉4⽇(⽊)にて開催される。
Vol.5 エキシビションとなる今回は、浅野忠信⽒率いるロックバンド「SODA!」によるオープニングパーティーでの LIVE に始まり、3⽉ 25⽇ (⼟)より始動する。
画家、⾳楽家、写真家、ファッションデザイナーなど多様な背景や特徴を持つアーティストたちが集結。 総勢 9組/11名による作品展⽰、インスタレーションが開催される。
情熱に埋め尽くされたこの空間から⽣まれるムーブメント、それぞれの表現が創り出すアナーキーな世界を、この機会に是非楽しんでみては。
アート
⻘⽊京太郎
2021年、21年ぶりに蘇った⻘⽊京太郎アートライン『VILO VILO(ヴィロヴィロ)』より、待望の新作を多数展⽰。 マンガ、コミックを主軸にしたキャラクター達が、鉛筆を⽤いて独特な質感で描かれている。
“『VILO VILO』によって平和な世界しあわせを感じる瞬間が、1秒でも永く続き楽しい場所が世界中にひろがりますように。” という想いの込められた本展⽰にて、『VILOVILO』の“何にもない何でもある世界”をお楽しみに。
浅野忠信/SODA!
俳優としてだけでなく、画家、⾳楽家と多⽅⾯で才能を発揮する浅野忠信⽒の⽇々描いている絵が、“⼈間くらいの⼤きさの⼈形” となり、会場を彩る。
また、浅野⽒率いるロックバンド「SODA!」より、壁⼀⾯を埋め尽くすほどの⼤きなバンドTシャツを展⽰。 オープニングパーティーにて⾏われるライブ映像を、会期中特設スペースにて放映される。
髙橋 穣
“北極星の下で、基点の上の麒麟の下で KIRIN で捕えたキリンを育てる。”をテーマにした、インスタレーション作品を展⽰。 時代に翻弄されたその存在の曖昧さへの興味から、⾃⾝の彫刻と空間への関わりを、⽇本に於ける4つの「きりん」にまつわるエ ピソードを軸に、⽴体作品と映像により表現した作品となっている。
平間ミーナ
オープニングパーティーにてライブペインティングを⾏い、そこで描かれた作品群をそのまま展⽰いたします。 ⾃分で撮影した友⼈や家族の写真を元に、写真には映らない⼈間の“根源的なエネルギー”を表出する⽅法として、衝動的に絵を描く。
「作品を通して⾃分⾃⾝が逃れられない制約からの解放を試みるとともに、鑑賞者にも制約を超えた⾃由な感覚を味わってほし い。」と語る平間ミーナ⽒の、“絵を描くという⾏為”に焦点を当てた作品となっている。
RYO OGATA
“現代に⽣きる⼈間や不可視の存在、都市の妖怪たち”をテーマに、群衆の中にある無数の顔や、⼈々の⽣活を仏教画や古来⽇本 画、曼荼羅になぞらえながら表現。
仏教画の代表的な画題である涅槃図をテーマに再構築した作品と、無数の折り紙を⽣活空間の窓に⾒⽴てて⼈々を描いた作品が展示される。
写真
嶌村 吉祥丸
「play with reality」をテーマに、NACC にて初公開の作品を展⽰。
この世界ではありとあらゆるものが遊戯をしている。
根拠を求めがちな現在において、理由なき遊びにこそ余⽩が⽣まれるのではないでしょうか。
⾃らの存在さえも、この世界の遊戯の⼀部なのかもしれません。
ファッション
pillings
ファーストコレクションとなる 2020AW collection にて発表された、ウェディングドレスを展⽰。
当時、緊急事態宣が発令され発表予定であったランウェイ、展⽰会共に中⽌となり、デジタル上のみでの発表となってしまった、 貴重なアーカイブコレクションを NACC にて展⽰。
TOLQ
ブランドのコンセプトでもある“ボーダレス”をテーマに、リアルとフェイクの境界線を曖昧にする事を⽬的としたインスタレーシ ョンを発表いたします。
家具などを転写プリントで制作したオブジェをはじめ、ヴィンテージを転写した貴重な Archives のコレクションなど、“転写”で 空間を演出。
《空間デザイン》
オープン時より 1 ヶ⽉半の周期で、Insideout ltd.の久保寛⼈⽒、ON の⼤井裕介⽒と中坪多恵⼦⽒のサポートのもと、既存の内装 や什器を取り壊し、新たな環境へと再⽣。
「NACC/⽇本橋アナーキー⽂化センター」とは
遊戯が⼈間活動の本質であり、⽂化を⽣み出す根源だとする⼈間観。
そしてまた遊戯は⽣活維持を求める⽣物学的活動を超え、⽣活に意味を与えるものである。
1938 年、ヨハン・ホイジンガが著書「ホモ・ルーデンス(遊ぶ⼈)」で「遊びは⽂化より先に」と語りました。 いわゆる「⽂化」というのは 1 つの概念ではなく様々な「遊び」が⽣み出した副産物であると⾔えるでしょう。 とは⾔えども、昨今の時代を⾒ると「遊び」という⽂脈が薄れ「⽂化=商業」のような定義になってしまいました。 私たちは「⽂化を守る。⽂化を創造する。」など⻭切れの良い⾔葉は⾔いません。
その代わり得体の知れない熱量や情熱を欲しています。
それこそが「遊び」であり、ぼんやりとした現代に対するアンチテーゼになると信じています。
⽇本橋アナーキー⽂化センターでは約⼀ヶ⽉半の間、表現⽅法が異なる作家が作品を展⽰します。
アート ⾳楽 建築 映像 写真 ファッション エトセトラなど様々な⾃⼰表現の「場」。
アーティストたちのショーケースであり、またクロスジャンルの化学反応を引き起こす「場」。
混沌であれ 完結しない事。
NACC/⽇本橋アナーキー⽂化センター Vol.5
【エキシビジョン】計 9 組/11 名
⻘⽊京太郎、浅野忠信、SODA!、嶌村 吉祥丸、髙橋 穣、平間ミーナ、pillings、RYO OGATA、TOLQ
【展⽰期間】
2023年3⽉25⽇ (⼟) 〜 2023 年5⽉4⽇ (⽊)
【その他インフォメーション】
染め花専⾨のフラワーショップ Camille-Tokyo や、スーパーフルーティがコンセプトの超⾼品質コーヒー Acid Coffee Tokyo のコーヒー⾖、さらにアートブックや NACC 限定アイテムなど、物販スペースも併設。
【協賛】
アオイネオン株式会社、Acid Coffee Tokyo、Camille-Tokyo、Insideout ltd.、ON
【詳細】
[住所]〒103-0022 東京都中央区⽇本橋室町 1-6-2 ⽇本橋室町 162 ビル 1F
東京メトロ / 半蔵⾨線、銀座線 「三越前駅」A1 出⼝前
[営業]展⽰開催期間は全⽇営業、⼊場無料
[営業時間]平⽇ 10:00〜19:00 / ⼟⽇祝 10:00〜20:00
[電話番号]03-6262-3862
[メール]nacc@sosu.co.jp
[ホームページ]http://nac-c.jp/
[運営]株式会社 SOSU