シティポップのこれまでと今を味わう展覧会 「ART in MUSIC シティポップ・グラフィックス」。
東京建物が2021年10月にオープンしたBAG-Brillia Art Gallery-は、「暮らしとアート」をテーマにした展覧会を企画・開催しています。今回の展覧会は「暮らしと音楽」を主題とし、シティポップを取り上げる。
シティポップは1970年代に日本で誕生した音楽ジャンルで、洋楽の影響を受けた洗練されたサウンド、都会の情景を描いた歌詞が特徴。2010年代に入り、ネットコミュニティを通じてシティポップが海外で注目され、日本でも再び脚光を浴びている。そして、シティポップは音楽とともに、レコードジャケットを彩る、都会的でリゾート感溢れるグラフィックスにおいても、日本のアートシーンに大きな影響を与えた。
この展覧会では、シティポップを日本の文化遺産ととらえ、その歴史を飾る約300枚のレコードジャケットを展示。「Ocean Breeze」「City Lights」「City Pop Color」といったテーマに合わせ、デザイン重視でセレクト。また、シティポップの象徴的なイメージを創った永井博氏とわたせせいぞう氏のジークレーアート作品を展示・販売する。
監修および会場BGM選曲はシティポップに造詣の深い栗本斉氏が担当。なお、アナログレコードのほか、画集やディスクガイドなど関連書籍、グッズの販売をBAG の展示スペースである「+2(プラスツー)」にて行う。
【展示内容】
●展示スペース「+1」:City Pop Vinyl Exhibition(ビジュアルアートとしてのシティポップ)
・レコードジャケット330枚
大滝詠一、山下達郎、松任谷由実、大貫妙子、竹内まりや、杏里、松田聖子、角松敏生、杉山清貴&オメガトライブほか
・シティポップのイメージを創ったクリエイター
永井博、鈴木英人、わたせせいぞうをはじめ、シティポップの都会的でリゾート感のあるイメージを手掛けたアートクリエイターたちのジャケットのコーナーを設置し、彼らの作品集を手に取ってご覧いただける。
●展示スペース「+2」:City Pop Arts, Books, Records Shop
・ジークレーアート展
シティポップの象徴的なイメージを創った永井博氏とわたせせいぞう氏のジークレーアート作品を展示/販売
【Side A:前期(7月16日(土)~7月31日(日))】
『Penguin & Co.』
永井博 展 with 金安亮、遠藤舞、つのがい
【Side B:後期(8月2日(火)~8月14日(日))】
『Seabreeze Kiss』
わたせせいぞう 展
Time goes by…永井博作品集 (復刊ドットコム)
わたせせいぞう自選集 ハートカクテル~サマーストーリーズ~ (小学館クリエイティブ)
・レコードマーケット
日本有数のレコードショップが参加する、期間限定のシティポップ専門ポップアップショップ
HMV record shop [7月16日(土)~ 8月14日(日)]
GINZA RECORDS & AUDIO [7月16日(土) ~ 26日(火)]
Yellow Pop Kawaguchi[7月27日(水)~8月5日(金)]
ADULT ORIENTED RECORDS [8月6日(土)~14日(日)]
・スーベニールショップ
関連書籍やアート展作家のグッズをはじめ、部屋に飾ったり、外出で身に着けたり、シティポップ感を演出するアイテムを販売
■展覧会について
【開催概要】
展覧会名:ART in MUSIC シティポップ・グラフィックス
会期:2022年7月16日(土)~2022 年8月14日(日)
会場:BAG-Brillia Art Gallery-
〒104-0031 東京都中央区京橋3丁目6-18 東京建物京橋ビル
営業時間:11:00~19:00 (定休日:月曜日) ※祝日の7/18(月)は営業日(翌日振替休)
主催:BAG-Brillia Art Gallery-
監 修:栗本 斉(音楽ライター/『「シティポップの基本」がこの100 枚でわかる!』著者)
企画監修:公益財団法人 彫刻の森芸術文化財団
企画制作:株式会社4TR/株式会社金羊社
特別協力:東京建物株式会社
協 賛:株式会社ジェネレックジャパン、オークス株式会社
協力:金沢工業大学 PMC、Music Garden、FMCD Gallery Studio、APPLE FARM、
中央エフエムRadioCity(順不同)
運営:株式会社クオラス
公式サイト:https://www.brillia-art.com/bag/