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ジャン=リュック・ゴダールの遺作を辿る日本初の展覧会が7/4(金)より新宿で開催、「イメージの本」を映像インスタレーションで再構成

May 14, 2025
映画界の巨匠ジャン=リュック・ゴダールの映像表現の革新性を空間体験として再解釈する、日本初の展覧会《感情、表徴、情念 ゴダールの『イメージの本』について》が、2025年7月4日(金)〜8月31日(日)の期間、新宿・歌舞伎町の王城ビルにて開催される。

ジャン=リュック・ゴダールの遺作を辿る日本初の展覧会が7/4(金)より新宿で開催、「イメージの本」を映像インスタレーションで再構成

May 14, 2025 - NEWS
映画界の巨匠ジャン=リュック・ゴダールの映像表現の革新性を空間体験として再解釈する、日本初の展覧会《感情、表徴、情念 ゴダールの『イメージの本』について》が、2025年7月4日(金)〜8月31日(日)の期間、新宿・歌舞伎町の王城ビルにて開催される。

本展は、ゴダールの最後の長編映画『イメージの本』(2018年)をベースに、映像インスタレーションとして再構築したもので、ベルリンやリスボン、スイスで高い評価を得た巡回展の日本初開催となる。

映画を“空間で歩く”というまったく新しいアプローチで展開される本展。没入型の映像インスタレーションとして再構築された『イメージの本』を通じて、ゴダールの思考と感情を体感する、特別な夏が幕を開ける。

ドイツ・ベルリンでの開催(2022)

ドイツ・ベルリンでの開催(2022)

感情、表徴、情念 ゴダールの『イメージの本』について
会期:2025年7月4日(金)〜8月31日(日)
会場:王城ビル(東京都新宿区歌舞伎町1-13-2
チケット料金:一般 2,200円(税込)
主催:同展実行委員会
企画:カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社、パラダイス商事株式会社
後援:在日スイス大使館、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ、新宿区
キュレーター/アーティスト:ファブリス・アラーニョ
公式サイト:https://godardtokyo.com
Instagram:@godardtokyo
チケット販売:ART PASSにて6月より一般販売

クラウドファンディング実施中
展覧会開催に向け、クラウドファンディングもスタート。リターンには、ゴダールの制作ノートや先行チケットなどを用意。
支援ページ:GREEN FUNDING|プロジェクトページ

ゴダールの“遺作”も8月に公開予定
ジャン=リュック・ゴダールが2022年に亡くなる直前に完成させた本当の遺作『シナリオ』が、展覧会期間中の8月に日本公開予定。18分の本編とドキュメント映像で構成され、彼の最後の思考を映像として届ける貴重な一作となる。

監督 ジャン=リュック・ゴダール
1930年、フランス・パリに生まれる。50年代から映画批評家として活動し、『勝手にしやがれ』(60)で長編映画監督デビュー。ヌーヴェルヴァーグの旗手として知られ、映画史に多大な影響を与えた。代表作に『気狂いピエロ』(65)、『ウィークエンド』(67)、『万事快調』(72)などがある。晩年まで実験的な映画制作を続け、2022年9月、居住していたスイスで安楽死によって91歳で死去。

展覧会推薦コメントより
「映画・絵画・書物の断片が交錯する映像インスタレーションとして立ち上がる。彼の思考の森を彷徨う、またとない時間になるだろう。」
― 堀潤之(映画研究者)

「物凄い精度の適当さという、この世界から失われつつある幻のように美しく凶暴な空間だった。」
― 渋谷慶一郎(音楽家)

「またあそこに行きたい。」
― 濱口竜介(映画監督)

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