KUROが、プロスケーターのエド・テンプルトンとその妻ディアナ・テンプルトンの写真集”The Swimming Pool”などをモチーフにしたコラボレーションアイテムを発売。
カリフォルニア州を拠点として活動するストリートフォトグラファー、Deanna Templeton (1969年生まれ)によるフォトグラフィックエッセーであり、水中を舞台に人々の心を捉える表現工程。この作品が生まれるきっかけは彼女の夫であり、彼もまたアーティストであるEd Templetonによってある日突発的に行われた水中撮影だった。
テンプルトン夫妻は次第に彼らの友人や、友人のその友人らをプールに招きモノクロやカラーフィルム、ポラロイドを使い、モデルがリラックスできる状態を作り写真に収めていった。
普段であれば見知らぬ人物を対象にしたストリート写真を主流に撮る彼女にとって、この水中でのポートレート撮影は挑戦でした。被写体となる人物との親密な関係性や気持ちの繋がりこそが、作品に映し出される彼らの美しさ、個として持つ真の強さや自信、時に見せる脆さを表現するからだと気づいたのだ。のちにEdが述べるように、「裸のモデルたちは孤独の中で浮かんでいるのさ。水中で加わる適度な圧力がモデルを母親のお腹にいる子供のようにさせるんだ。その外では何が起きていようと関係ないようにね。青い海で熱狂的な日差しを浴びながら孤独に上から覗くカメラに向かって踊るんだ。動きや向きを変え曲がったり舞ったり、歪んだりして光とともに絵を描くんだ」“The Swimming Pool”は人の根源に眠る真の姿を捉えた芸術であり、皆さんをその世界へ連れて行ってくれる。
“ERIN” ROUND SHAPE BODYUSED CREW NECK SWEAT(Deanna Templeton) ¥27,500
“POOL” CHAMBRAY BIG SHIRT(Deanna Templeton) ¥30,800
“DEANNA “ROUND BODY USED CREW NECK TEE (Deanna Templeton) ¥15,400
※全て税込
Portrait of Ashley Thayer and Smoking Girl
エド・テンプルトンは、アメリカのアーティストであり、プロのスケートボーダーであり、芸術家である。彼の絵画は、南カリフォルニアの郊外文化に影響を受け、前庭の芝生や片目のミュータントなどを、コミック本のようなフラットなスタイルで描いている。また、モノクロ写真では、日常の出来事やスケートボード業界の裏側、そして彼の私生活を撮影することが多い。「私は毎日カメラを持ち歩く人間の一人であることは間違いない。カメラを持たずに家を出たときは、いつも最高の出来事が起こるときなんだ。マーフィーの法則みたいなものだね」と彼は説明する。「だから、常にカメラを持っていることが私の日課になっているんだ。」1972年7月28日、カリフォルニア州ハンティントンビーチに生まれた彼は、少年時代にマーク・ゴンザレスが通りを走っているのを見てスケートボードに夢中になり、彼についてスケートショップに行きました。1990 年にプロのスケートボーダーとなり、1994 年に自身の会社「Toy Machine」を設立。プロスケートボーダーとして活動していた初期の頃、彼は世界中のツアーに参加しながら、友人や仲間の写真を撮り始めた。この趣味は、その後数十年にわたり、彼の人生の重要な部分を占めるまでに発展した。現在もカリフォルニア州ハンティントンビーチに住み、仕事を続けている。 “SMOKING GIRL” ROUND SHAPE BODY L/S TEE (ED Templeton) ¥20,900
“SMOKING GIRL” ROUND SHAPE BODY CREW NECK TEE (ED Templeton) ¥15,400
“PINK”ROUND SHAPE BODY USED L/S TEE (ED Templeton) ¥20,900
“PINK”ROUND SHAPE BODY USED CREW NECK TEE (ED Templeton) ¥15,400
※全て税込
発売日:6月24日(金)
取り扱い店舗:RHC Ronherman Women’s、KU
KURO
日本人の瞳や髪の色である「黒」をブランド名とし、黒紫、漆黒、黒色、黒鳶などの言葉に内包された日本語の「黒」が持つ繊細さをコンセプトにコレクションを展開。
日本人の独特な感性・感覚を落とし込み、モダナイズされたデザインと、歴史と伝統を受け継いだ日本各地の職人の技術による、こだわりのモノづくりが特徴。
オリジナルの生地の開発から、建築的要素を採り入れ構築されるミニマルなデザイン、熟練した日本の職人の技術、それぞれの要素が凝縮され融合することで、時を経ても変わらない風格を纏い、凛とした静謐さを生み出す。
ブランドヒストリー
2010年 イタリア、Pitti Uomoにてコレクションを発表。
2013年 東京、原宿に初となる直営店をオープン。
2015年 大阪店、名古屋店オープン。
2017年 コレクションの幅を広げる旗艦店として、GINZA SIXに直営店をオープン。
ブランドデザイナー
八橋佑輔
1981年生まれ、東京都出身。 独学でデザインを学び、2010年にPitti UomoにてKUROを発表。
建築的アプローチと現代的な感性によるミニマルで構築的なデザイン、年間を通して日本全国の工場に足を運び、熟練した職人たちと細かく意見をぶつけ合うことで実現する、こだわりのモノづくりに定評がある。
歴史と伝統が息づいた熟練の職人たちと、1からではなく、0からつくりあげることを念頭に置き創造している。
そうした生産背景を経て出来上がる洋服たちは、「文化を着る」というブランドコンセプトにふさわしいアイテムが揃う。
日本のファッションを牽引していく中でも常に、新しい素材の開発、洋服の新たなクリエイションの可能性、表現方法に挑戦している。
2016年には、北野武ら著名人とともに、ドイツのスーツケースブラン「RIMOWA」が選ぶ「日本のクリエイター9人」のメンバーとして、同ブランドのグローバルキャンペーンに登場。
OFFICIAL WEBSITE
https://www.kuro-est2110.com/