すべてのランナーに走る楽しさを——adidasが「HYPERBOOST」で目指すもの
シリーズのローンチに合わせ、7月21日(火)には、「HYPERBOOST」が掲げる“FUN RUN”を体感するイベント「HYPERBOOST INNOVATION LAUNCH EVENT」が開催された。
QUI編集部もイベントに参加し、プレゼンテーションとランニングセッションを通して、「HYPERBOOST」シリーズが提案する新たなランニング体験に触れた。
イベントに登壇した<adidas>マーケティング事業本部の太田祐介氏は、「HYPERBOOST」を“命運をかけたプロジェクト”と表現した。
太田氏によると、「すべてのランナーに最適な商品を提供する」というブランドの理念を実現するうえで、「HYPERBOOST」シリーズは非常に重要な位置づけにあるという。

<adidas>はこれまでも、競技シーンで数多くのアスリートの挑戦や記録を支えてきた。2026年4月に行われたロンドンマラソンでは、「ADIZERO ADIOS PRO EVO 3」を着用したケニアのサバスティアン・サウェ選手が1時間59分30秒を記録。公式競技のマラソンにおいて、史上初となる2時間切りを達成した。
そうしたレーシングシューズの開発で培った知見を生かし、日常的に走る人々に向けて展開されるのが「HYPERBOOST」シリーズだ。
近年は、スピードや記録だけを目的とせず、日常の中でランニングを楽しむ人が増えている。一人で自分のペースを楽しむ人もいれば、仲間と走る人、ランニングファッションを楽しむ人もいる。そのスタイルは多様化し、ランニングはより自由なものになりつつある。

今回登場する「HYPERBOOST EDGE」の新色と「HYPERBOOST RUN」は、初心者から経験豊富なランナーまで、幅広いニーズに応えるラインナップだ。それぞれ異なる走り心地を備えながら、“走ることそのものを楽しむ”というシリーズの思想を体現している。
HYPERBOOST EDGE

2026年3月に発売された「HYPERBOOST EDGE」は、速さの追求だけでなく、走ることそのものの楽しさに着目して開発されたランニングシューズだ。
最大の特徴は、新開発のクッションフォーム「HYPERBOOST PRO FOAM(ハイパーブースト プロ フォーム)」。弾むような反発力と高いクッション性を備え、日常のジョギングから長距離のトレーニングまで、幅広いランニングシーンに対応する。
今回、ビビッドなイエローやピンクを取り入れたカラーに加え、日常のコーディネートにもなじみやすいオールブラックやオールホワイトが新たにラインナップ。ランニングシーンだけでなく、普段のスタイルにも取り入れやすい選択肢が広がった。
QUI編集部がランニングセッションで着用したのも、この「HYPERBOOST EDGE」だ。
まず足を入れて驚いたのは、そのクッション性だった。低反発枕のように足を包み込みながら沈み込む柔らかさがありつつ、適度な反発力とホールド感も備えている。
実際に走ってみると、足が自然と前方へ押し出され、同時に上へと跳ね返されるような感覚があった。柔らかさだけに偏らず安定感もあり、“弾むような走り心地”というシリーズの特徴を実感できる一足だった。
HYPERBOOST RUN

一方、「HYPERBOOST RUN」は、シリーズのクッション性を受け継ぎながら、より軽快でスピード感のある走りを追求したモデルだ。
「HYPERBOOST PRO FOAM」による快適なクッション性はそのままに、スタックハイトをヒール38mm、前足部32mmに設定。接地感をよりダイレクトに感じられ、軽快な反発力を発揮する設計となっている。
アウトソールには、軽量な「LIGHTTRAXION(ライトトラクション)」と「Continental™(コンチネンタル)」ラバーを組み合わせ、高いグリップ性能を実現。アッパーには通気性に優れたメッシュ素材を採用し、快適なランニングをサポートする。
シリーズを象徴するクッション性と反発力を保ちながら、テンポよくアクティブに走りたいランナーに向けた一足だ。
シリーズの機能・コンセプトを視覚化するクリエイティブ

プレゼンテーションの終盤には、「HYPERBOOST」におけるビジュアルランゲージの重要性についても語られた。
一般的なシューズ広告のように商品全体を正面から見せるのではなく、あえてアウトソールをカメラに向け、ランナーがその上を軽やかに飛び越えていくような瞬間を捉えている。シューズの機能を説明するだけではなく、“弾むような走り心地”を視覚的に表現したクリエイティブだ。
太田氏は、こうしたクリエイティブを全国の店頭やデジタルをはじめとするさまざまなタッチポイントで展開し、ユーザーが製品に興味を持ち、実際に試すきっかけをつくっていきたいと語った。
走ることを“記録”から“体験”へ

今回のイベントは新製品発表会でありながら、単にシューズの機能やスペックを紹介するだけのものではなかった。
そこから伝わってきたのは、<adidas>が長年培ってきたシューズ開発への自信と、競技者だけでなく、日常の中で走るすべての人へランニングの楽しさを届けようとする意志だ。
「HYPERBOOST」を通して、<adidas>はランニングを記録のためだけのものから、一人ひとりの生活を豊かにする体験へと広げようとしている。その気概と覚悟が感じられるイベントだった。
ランニングセッションの様子





商品情報
HYPERBOOST EDGE
価格:24,200円(税込)
発売日:2026年7月21日(火)より順次発売
スペック:重量255g(メンズ27cm/片足)、スタックハイト:ヒール45mm/前足部39mm、ドロップ:6mm

品番:KI4392(M)
カラー:フットウェアホワイト/オーロラオニキス/ソーラーターボ

品番:KI4406(W)
カラー:ハイパーホワイト/ソーラーターボ/ソーラーターボ

品番:KI0358(M)
カラー:コアブラック/カーボン/カーボン

品番:KI0357(W)
カラー:コアブラック/カーボン/カーボン

品番:KI4393(M)
カラー:フットウェアホワイト/シルバーメタリック/ゼロメタリック

品番:KI4426(W)
カラー:フットウェアホワイト/シルバーメタリック/ゼロメタリック

品番:KH8129(M)
カラー:カーボン/ソーラーターボ/ソーラーターボ

品番:KI4413(M)
カラー:ハイレゾイエロー/アイアンメタリック/グレーファイブ
HYPERBOOST RUN
価格:19,800円(税込)
発売日:2026年8月1日(土)より順次発売
スペック:重量247g(メンズ27cm/片足)、スタックハイト:ヒール38mm/前足部32mm、ドロップ:6mm

品番:KH8132(M)
カラー:フットウェアホワイト/オーロラオニキス/ソーラーターボ

品番:HQ7711(W)
カラー:フットウェアホワイト/ソーラーターボ/クリスタルホワイト

品番:KK2010(M)
カラー:コアブラック/フットウェアホワイト/コアブラック

品番:KK2020(W)
カラー:コアブラック/フットウェアホワイト/コアブラック

品番:IH9467(M)
カラー:フットウェアホワイト/コアブラック/コアブラック

品番:KK2019(W)
カラー:フットウェアホワイト/コアブラック/コアブラック

品番:KH8651(M)
カラー:ハイレゾイエロー/アイアンメタリック/グレーファイブ

品番:KH8653(W)
カラー:ハイレゾイエロー/マットシルバー/ライトソリッドグレー

品番:HQ9479(M)
カラー:チョークホワイト/ワンダーカーゴ/ワンダーカーゴ

品番:KK3572(W)
カラー:ヴェイパーグリーン/オフホワイト/トレースカーキ
販売情報
取扱店舗:アディダス ブランド フラッグシップ ストア MIYASHITA PARK/アディダス ブランドセンター 渋谷/アディダス オリジナルス フラッグシップ ストア 原宿/アディダス ブランドコアストア・オリジナルスコアストア各店(※一部店舗を除く)/アディダス アプリ/アディダス オンラインショップ/その他全国のアディダス取扱店舗
アディダス アプリ:https://www.adidas.jp/mobileapps
オンラインストア:https://www.adidas.jp/
アディダス ランニング:https://www.adidas.jp/running
※店舗によって取扱商品が異なる。
- Edit/text : Ryota Tsushima(QUI)