MARTIN MARGIELAの日本初大規模個展が4月11日(土)より九段ハウスで開催
2008年にファッション界を退き、ビジュアルアートへと専念したMartin Margielaは、人間の身体や痕跡、時間、不在といった主題を軸に制作を続けてきた。本展では、再利用、分解、変容といった彼の一貫した関心を背景に、コラージュ、絵画、ドローイング、彫刻、アッサンブラージュ、映像作品など、多様な技法による作品群を紹介する。日常の中で見過ごされがちな物や状況を鋭く観察し、平凡なものを非凡なものへと転化させるその表現が、邸宅全体に一時的なインスタレーションとして立ち現れる。


会場となる九段ハウスは、旧山口萬吉邸として知られるスペイン様式の洋館を改修した会員制ビジネス・イノベーション拠点である。生活の痕跡が残る私的で親密な空気感をもつこの場所は、Margielaにとって重要な要素であり、展示構成およびキュレーションはすべてアーティスト自身が手がけている。来場者は邸宅内の各部屋を巡りながら、作品と極めて近い距離で向き合う体験へと導かれる。
なお、<Martin Margiela>は2000年に東京・恵比寿の歴史的邸宅で<Maison Martin Margiela(メゾン マルタン マルジェラ)>の世界初店舗を展開した経験を持つ。四半世紀を経た2026年、再び東京の歴史的建築で作品を発表する本展は、その歩みを重ね合わせる象徴的な機会ともいえる。
【開催概要】
会期:2026年4月11日(土)〜2026年4月29日(水)
開館時間:10:00〜19:00(最終入場18:00)
※2026年4月29日(水・祝)のみ最終入場16:00、閉館時間17:00
会場:九段ハウス
〒102-0073 東京都千代田区九段北1-15-9
観覧料:一般 2,500円(税込)
【チケット購入】
オンラインサイト:https://artsticker.app/events/103820
クレジット
キービジュアル:Pierre Anton