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4万本のひまわりが咲き誇る、宮島達男による光と命のインスタレーション「海と自然と、いのちとつながる。― Connect with Everything ―」が葛西臨海公園で8/1(金)より開催

Jul 31, 2025
東京駅から電車で約20分、都心にほど近い場所に、夏だけの特別な光景が立ち上がる。東京都が展開する「花と光のムーブメント」の一環として、葛西臨海公園では、2025年8月1日(金)から17日(日)まで、「海と自然と、いのちとつながる。― Connect with Everything ―」が開催される。

4万本のひまわりが咲き誇る、宮島達男による光と命のインスタレーション「海と自然と、いのちとつながる。― Connect with Everything ―」が葛西臨海公園で8/1(金)より開催

Jul 31, 2025 - NEWS
東京駅から電車で約20分、都心にほど近い場所に、夏だけの特別な光景が立ち上がる。東京都が展開する「花と光のムーブメント」の一環として、葛西臨海公園では、2025年8月1日(金)から17日(日)まで、「海と自然と、いのちとつながる。― Connect with Everything ―」が開催される。

約3,800㎡にわたるひまわり畑には、「ソニア」「バレンタイン」「はるかのひまわり(復興ひまわり)」の3種・約4万本のひまわりが咲き誇る。昼間は観覧車と青空を背景に、鮮やかな黄色が映える絶好の撮影スポットに。そして日没後18時からは、ひまわり畑が静かに舞台へと変貌する。

会場図

夜のひまわり畑に登場するのは、現代美術家・宮島達男によるインスタレーション《Peace to the Sunflowers》。畑の中には、29本のデジタルカウンターが設置され、それぞれが9から1へと静かにカウントダウンを繰り返す。「自然とアート」「時間と生命」「人と環境」をテーマに構成されたこの作品は、一つひとつの光が“かけがえのない命”を象徴している。命のリズムや循環が、広大な自然の中でそっと浮かび上がる。


ドローイング ©2025 Tatsuo Miyajima

また、期間中は園内にキッチンカーも出店し、軽飲食が楽しめるほか、葛西臨海水族園では8月10日から14日まで開園時間を延長。さらに、アンケートやSNS投稿を行うと、宮島によるデザインのシードペーパー(花の種が漉き込まれた再生紙)がプレゼントされる試みもある。

ひまわり、光、海、空が出会い、命の連なりを感じる夏の夕べ。自然の中でしか体感できない、“ここにしかない景色”が、静かに訪れる者の心に刻まれる。

【作家プロフィール】
宮島達男(Tatsuo Miyajima)
1957年生まれ。デジタル数字を用いた作品で知られ、1988年ヴェネツィア・ビエンナーレ新人部門に招待され国際的に注目を集める。代表作に《Mega Death》《Counter Void》《Sea of Time ’98》など。近年は「時の蘇命・柿の木プロジェクト」も展開。国内外で多数の展覧会を開催し、世界30カ国以上で作品を発表している。

【開催情報】
展覧会名:「海と自然と、いのちとつながる。― Connect with Everything ―」
会期:2025年8月1日(金)〜8月17日(日)
会場:葛西臨海公園(ひまわり畑)
開館時間:9:00〜20:30(インスタレーションは18:00〜20:30)
休館日:会期中無休
観覧料:入場無料
特設サイト:https://www.tokyo-park.or.jp/special/flowerandlight/kasai2025summer/index.html

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