人生の中で連続する「終わりと始まり」をテーマに、アーティストNARIの個展が開催
昨年の個展では、言葉にならない瞬間を切り取った作品群で、多くの人々の心に“本当に大切なもの”を問いかけた。 今回の展示では、人生の中で連続する“終わり”と“始まり”をテーマに、WEED HEIGHTSで4月27日(土)から5月6日(月)まで展示会を実施する。
何かが始まれば終わりがあるし、その終わりは次の何かの始まりでもある。悲しいだけのものではない。 会場を後にするとき、来場者はきっとそんなふうに背中を押されていることだろう。
NARIの作品は、国籍や人種、性別などを問わず、見る人が自身を投影できるものにしたいという意図が込められている。多様な愛の形が存在することが当然であるというメッセージを込めて、作中にはさまざまなパーソナリティを持つ人物を登場させている。
今日ではダイバーシティやSDGsといった概念が広まっているが、それでも無意識の偏見や差別意識を感じる機会は多い。そこから、言葉ではなくアートを用いて世の中の固定観念を覆すことを目指し、制作活動に取り組んでいる。
アウトラインを省略し、目鼻を描かないその独特の作風は、観る人に余白を想像し、作品を完成させてもらうことを目指している。自由な発想で絵画を楽しんでもらうこと、物事の解釈は一つではないというメッセージを込めている。これまでの活動はペン画が中心だったが、今後は新たなメディウムへの挑戦や大判作品にも取り組み、これまで以上に力強いメッセージを発信していく。
NARI Solo Exhibition ーAn Ending, A Begginingー
2024.4.27(Sat.) – 5.6 (Mon.)
WEED HEIGHTS
12:00-19:00 ※初日のみ17:00オープン
住所:東京都渋谷区上原1-7-20
TEL : 070-9095-9245
-NARI (LITTLE FUNNY FACE)
1990年生まれ。目鼻を除き、唇のみを描き込む独特のスタイルが印象的なアーティスト。 どこかで目にしたことのあるような光景、自分を投影したくなるような登場人物を描いた作品が、多くのファンから愛されている。作中に様々な国籍の人々が登場するのは、平和と平等を願う気持ちから。また、バラエティに富んだ愛のかたちを描くことで、多種多様な 性のあり方を社会に発信している。自身のギャラリーショップを東京阿佐ヶ谷に構えるとともに、各地での個展・大型百貨店でのPOP UP SHOP開催、アパレルブランドとのコラボレーションなど、勢力的に活動中。
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-これまでのEXHIBITION
2023年:
アトリエ・ショップを東京阿佐ヶ谷にオープン
鎌倉gallery John / 渋谷gallery zakura 2会場にてExhibition “Wordless” を開催
代官山蔦屋書店にてPOP UP&個展“Somewhere, someone loves you”を開催
2022年:
学芸大学FINNにてExhibition “Killing Time”を開催
寺田倉庫What cafeにてグループ展Art is…に出展
2021年:
LITTLE FUNNY FACE galleryを湘南茅ヶ崎にOPEN
GREENROOM FESTIVAL ART AREAに出展
2020年:
TRUNK(HOTEL)渋谷にてグループ展ART IN ISOLATIONに出展
渋谷gallery zakuraにてExhibition “AT THE END OF THE DAY” を開催
2019年:
原宿Kit galleryにてExhibition “Love-Hate Relationship” を開催
CLIFFORD CHANCE ARCUS PRIDE ART 2019にTOKYOアーティストとして出展 2018
アメリカ ポートランド gallery Dorsa BreviaにてExhibition “Nari” を開催
2017年:
青山gallery manhoodにてExhibition “Lovely Days” を開催
2016年:
レインボー倉庫下北沢にてExhibition “Couch Potato” を開催
Shibuya Public Book StoreにてExhibition “Weekend” を開催
2015年:
buscape鵠沼にてExhibition “Beach Bums” を開催
新宿伊勢丹コラボビール (2023)
CITYDOG コラボ消臭スプレー (2022)