生蜂蜜とつくる、豊かなライフスタイル|yumbee
ブランドの想いを知る事で、そのモノを手にした自分自身の暮らしを想像し、モノの品質以上の体験価値を求めて買い物をする。
このような背景の中で、注目しているモノの1つに、クラフトがある。
クラフトビールをはじめ、クラフトコーラ、クラフトジンなど最近よく耳にする人も多いのでは無いだろうか。
”トルコのクラフト生蜂蜜”を広めようと想いを持って活動する、<yumbee(ヤムビー)>というブランドに出会った。
<yumbee>は、トルコ最高峰のアール山で75年間生産され続ける生蜂蜜を日本に広めたいという日本を愛する青年Botan Cetin氏の想いを引き継ぎ、日本人2人によってスタートした”トルコのクラフト生蜂蜜”ブランド。
Botan氏の想いを胸に、日本でトルコの生蜂蜜を広めたいという想いでブランドを運営する2人に5つの質問をした。
5 questions to yumbee
Q.1 生蜂蜜とはどういうものですか。
一般的に販売されている蜂蜜との大きな違いは、ミツバチが蜜を集めてから、加熱処理を行うか行わないかというところです。
生蜂蜜はミツバチが集めたサラサラの蜜を、羽を動かして水分を飛ばして完成するので、加熱処理をしていない分、栄養素がたくさん含まれているのが特徴です。
そして、生蜂蜜は冷えると固まる性質を持っているので、温度によって異なる食感を楽しめるのも魅力です。
Q.2 クラフト生蜂蜜を知ったきっかけを教えて下さい。
父の会社で働いていた、Botan君から話を聞いたのがきっかけです。
Q.3 生蜂蜜を日本で広めたいと思ったきっかけはなんですか。
Botan君が日本の工場で働いている時に、元気が無さそうな顔で出勤している人を見かけるのが気になり、故郷であるアール村で作られた生蜂蜜を朝食として提供したところ、味の美味しさと活力が出るということが話題になったことがあったそうなんです。
Botan君はその後、好きな国である日本で、もっと健康で笑顔が溢れる人を増やしたいという想いから、故郷アール村に戻り、養蜂技術を学んでyumbeeを立ち上げました。
そのストーリーを聞いてとても魅力を感じ、自分達も協力をしたいと思ったのがきっかけです。
Q.4 <yumbee>の生蜂蜜ならではの魅力を教えてください。
初めて、この生蜂蜜を口にした時に濃厚な甘さに驚いたんですが、これは寒暖差の激しいトルコのアール村が産地だからこその味だと思います。
他の料理と合わせても主張しすぎず、しっかり<yumbee>の甘さも感じられます。
ヨーグルトやパンだけでなく、お酒やお茶と混ぜて飲んでいただけるとお酒やお茶の本来の味を引き立てつつ、花の香りを感じることができます。
また、<yumbee>では、創業時の想いを忘れず、製品をきっかけに手に取ってくださった方のその後の日々の活力になっていただけるような取り組みを行なっています。
先ほどお話しした、Botan君のストーリーを知ってもらえるような発信をSNSで行っていたり、手に取ってくださる方が生蜂蜜についてより深く知れるのは<yumbee>ならではの魅力だと思っています。
スーパーフードとも呼ばれるほどの蜂蜜の栄養素や味の違いだけでなく、創業者や生産者の想いを感じて欲しい、そして、朝ごはんなどでこの生蜂蜜を食べることで少しでも笑顔になってくれたら嬉しいなと思います。
Q.5 <yumbee>としての今後の展望はなんですか。
“トルコのクラフト生蜂蜜”を通じて、ブランドが出来るきっかけになったBotan君のメッセージをはじめ、トルコのアール村の美しい景観や作り手の想いなどを発信して行く活動を続けていきたいと考えています。
しっかり朝ごはんを食べて、故郷・アール村の人々のように、元気に通勤する日本人が増えて欲しい。
<yumbee>を少しでも多くの人に届け、少しでも多くの人がちょっぴり笑顔になってくれると嬉しいです。
Information
yumbee POP-UP STORE
<yumbee>のトルコのクラフト生蜂蜜を実際に体験できるイベント。
生蜂蜜の深い味わいを気軽に楽しむ事ができる和紅茶や抹茶を使用したドリンクも提供。
◾︎開催日時
2022年1月30日(日)
◾︎営業時間
12:00-18:30
◾︎場所
コーヒースタンド烏/酒屋 花
東京都渋谷区桜丘町30−15 ビバリーヒルズ 102 花/烏
※渋谷駅から徒歩5分
- Text & Edit : Tsubasa Omori