月や太陽の象徴として描かれてきた丸は、始点と終点が無く無限を表すため、縁起が良い型とされている。織物では着物の文様として使われることが多く、平安時代から用いられてきたといわれている。
日本の伝統文様として古くから親しまれてきた丸文様を、ファッションに取り入れ表現したいと考えた。丸の中に四季の草花を配した花丸文様をジャカードで織り上げ、ブラウスを製作。

オリジナルの丸文様
タテ糸にスパークナイロン糸(※)を、ヨコ糸にコットン糸と“かみのいと OJO+(オージョ)”からできた糸を交互に打ち込んでいるので、適度な光沢感やシアー感、ハリ、コシ感がある。
柄部分を織り上げた後に、柄のない部分の糸を切り取る、カットジャカードで仕上げました。立体的な仕上がりなので、丸文様が浮かび上がるように表現された素材。
丸文様の中には、ウメ、スズラン、フジ、カキツバタの四季の花々をはめ込むことで、日本の四季を感じられるオリジナルの素材に仕上げた。
現代においても、バランス良くきれいに織ることが難しい丸型を、日本の職人の、技と経験で織り上げた。
※光を反射するタイプのナイロン糸

ゆったり身頃にボリューム袖のブラウス
生地のハリ、コシ感を利用し、体から離れるゆったりとしたサイズ感なので、リラックスして着ることができる。
袖山にピンタック、袖口に大きめのタックをとり、ボリュームのある袖に仕上げた。
後ろ身頃はリボンを通しているので、シルエットを変えることで様々な着こなしができる。［公式HP］http://www.fivefoxes.co.jp/brand/gabardine-kt.html
［ONLINE STORE］https://online.fivefoxes.co.jp/shop/gabardine-k-t
［LINE］@comme_ca
［Instagram］https://www.instagram.com/comme_ca_official/