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「建物公開2026 アニマルズ in 朝香宮邸」、アール・デコの邸宅に潜む動物モチーフをたどる建物公開展

Apr 6, 2026
東京都庭園美術館で、「建物公開2026 アニマルズ in 朝香宮邸」が2026年4/11(土)から6/14(日)まで開催される。旧朝香宮邸の建築と装飾を読み解く、年に一度の建物公開展であり、2026年は「アニマルズ」をテーマに、邸宅にゆかりのある動物たちに目を向ける。(PHOTO:レイモン・シャルメゾン《アーケード》『美しい庭園』 1919年 東京都庭園美術館蔵)

「建物公開2026 アニマルズ in 朝香宮邸」、アール・デコの邸宅に潜む動物モチーフをたどる建物公開展

Apr 6, 2026 - NEWS
東京都庭園美術館で、「建物公開2026 アニマルズ in 朝香宮邸」が2026年4/11(土)から6/14(日)まで開催される。旧朝香宮邸の建築と装飾を読み解く、年に一度の建物公開展であり、2026年は「アニマルズ」をテーマに、邸宅にゆかりのある動物たちに目を向ける。(PHOTO:レイモン・シャルメゾン《アーケード》『美しい庭園』 1919年 東京都庭園美術館蔵)

1920年代半ば、フランス・パリで全盛期を迎えたアール・デコに触れた朝香宮鳩彦王と允子妃は、帰国後にその様式を取り入れた邸宅を建設した。1933年に竣工した旧朝香宮邸では、アンリ・ラパンやルネ・ラリックといった芸術家が主要な室内装飾を手がけ、日本の意匠とフランスの装飾美術が交差する空間が形づくられている。

東京都庭園美術館 若宮居間 ストーヴ・レジスター(部分)

東京都庭園美術館 本館 大食堂

東京都庭園美術館 本館 大客室

邸宅の室内装飾を見渡すと、鹿や魚などの動物モチーフが随所に登場する。また宮邸時代には、白孔雀や鶴、犬、鶏、ウサギなどが実際に飼育されていたという。本展では作品や資料を通して、朝香宮邸の中に「いる/いた」動物たちの存在に改めて目を向ける構成となっている。

展示では、宮邸時代の家具や調度品も紹介され、当時の生活の雰囲気を感じながら建物そのものの魅力にも触れられる。さらに新館では、20世紀の西洋美術における多様な動物モチーフの作品を紹介。可愛らしいものから勇ましいものまで、さまざまな姿の動物表現が並ぶ。

 

東京都庭園美術館 本館 ウインターガーデン

テオドール・マドセン(デザイン) ロイヤル・コペンハーゲン(製造)《ペンギン》 1902年頃 東京都庭園美術館蔵

フランソワ・ポンポン《シロクマ》1921-1924年 群馬県立館林美術館蔵

エドゥアール・ベネディクトゥス『ルレ 15枚の図版による42の装飾モティーフ』1930年 東京都庭園美術館蔵

旧朝香宮邸3階にある「ウインターガーデン」も本展で特別公開される。白と黒の市松模様の床が印象的なこの空間は、修復後の2003年以降、限られた機会にのみ公開されてきた特別な場所だ。公開時は実際に中に入り、細部まで鑑賞することができる。

会期は庭園の新緑が美しい季節。普段は作品保護のため閉じられているカーテンを可能な限り開け、館内から庭園の景色を楽しめる設えも用意される。

 

開催情報
展覧会名:建物公開2026 アニマルズ in 朝香宮邸
会期:2026年4月11日(土)〜6月14日(日)
会場:東京都庭園美術館(本館+新館)
会場所在地:東京都港区白金台5–21–9
開館時間:10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:毎週月曜日
※ただし5月4日は開館、5月7日は休館

観覧料:
一般=1,000円(800円)
大学生(専修・各種専門学校含む)=800円(640円)
高校生および65歳以上=500円(400円)
※( )内は団体料金(20名以上)
※中学生以下無料
※本展は日時指定予約制。来館前に東京都庭園美術館ウェブサイトよりチケット購入推奨。
ウェブサイト:https://www.teien-art-museum.ne.jp/
Instagram:@teienartmuseum

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