Zara HomeがColin Kingとコラボレーション、オブジェに焦点を当てたホームウェアコレクションを発表
今回のコレクションは「オブジェ」をテーマに据えたラインアップが特徴で、器、ランプ、燭台、トレー、ボックス、さらには一点物の彫刻作品までを含むキュレーション型のコレクションとなっている。フォルムと素材が持つ繊細な力を、造形的な存在感とコンセプチュアルな視点を通して探求した。
コレクションは「モダン・ヘリテージ」をコンセプトに、オブジェを時間を超えて寄り添う存在として再解釈。構造と偶発性、抑制と洗練、精密さと自然な非対称性といった相反する要素のバランスを追求している。各アイテムは統一されたフォルムによってデザインされ、ひとつの“ファミリー”として成立するよう設計。静けさと内省を感じさせる、控えめで洗練されたエレガンスが特徴だ。
素材の多様性もコレクションの大きな魅力のひとつ。真鍮や銅の花瓶やランプ、オニキスのボックス、虹色に輝く手吹きガラスの器などが展開される。また、銀メッキ加工を施した編み込みバスケットや、手作業で仕上げられたラッカーのアイテムなど、クラフトマンシップを感じさせるピースもラインアップ。透明と不透明、光沢とマット、重厚さと輝きといった質感のコントラストが、視覚的・触覚的な魅力を生み出している。
コリン・キングは今回のコレクションについて、「私たちが日々共に過ごすものは感情にも影響を与えます。オブジェは主張しすぎることなく寄り添う伴侶のような存在であり、丁寧に作られたものは日常に静けさと温もりをもたらします」とコメントしている。
ビジュアル表現もコレクションの世界観を象徴している。ダークトーンの背景とコントラストのある色彩、緻密に構成されたコンポジションによって、オブジェの彫刻的な存在感を際立たせた。グリーン、シトリン、レッドといった色彩は素材から自然に生まれ、オブジェを単なる装飾ではなく、記憶や時間の感覚を宿す存在として提示している。
Colin King
ニューヨークを拠点に活動するスタイリスト、アーティスティックディレクター、デザイナー。ダンサーとしてキャリアをスタートさせた後、インテリアスタイリングの分野へ転身し、独自の空間美学で注目を集めた。2023年には自身の美学をまとめた書籍『Arranging Things』を出版している。
Zara Home
Inditexが展開するホームファニシングブランド。2003年の誕生以来、世界60以上の市場で事業を展開し、家具やインテリアアクセサリーなどライフスタイル全般にわたる商品を展開している。







