ジョーダン・ヘミングウェイ「Angels with Dirty Faces」展がAcne Paper Palais Royalにて開催
本展は、ヘミングウェイにとってパリで5年ぶり、ソロとしては初となる公的な展覧会となる。独自の写真作品を中心とした本展とその演出は、ギャラリーの外に広がる騒乱に満ちた世界に対する大胆なリアクションとして形づくられている。モノクロームを主体とした、美とマカブル(死の舞踏的)なものの探求。それぞれの作品は、古くから受け継がれてきたアイコンや儀式、そしてそれらが身体や動きを通じてどのように体験されるのかを、緻密な眼差しで検証している。個々の作品、あるいは一つの集合体として、それらは私たち自身の人間性や精神性に潜む多面的なコントラストを浮き彫りにする。
「彼らは文化の創造物であり、渇望と自由に酔いしれています。握りしめた拳と眠らぬ瞳を持ち、生命力に溢れている。暗闇から産み落とされた彼らは、私たちの中に共存する二面性、強さと抵抗、脆弱さと美しさを提示します。私は彼らを天使だと思っています。それぞれが、自分だけの秘密を抱えた天使なのです」とヘミングウェイは語る。
Marina Abramović(マリーナ・アブラモヴィッチ)、Yves Tumor(イヴ・トゥモア)、Mariacarla Boscono(マリアカルラ・ボスコーノ)、そしてMatières Fécales(マティエール・フェカル)のLewis G. Burton(ルイス・G・バートン)らを被写体に迎えた『Angels with Dirty Faces』は、聖と俗を巡る演劇的な旅路を表している。Andy Warhol(アンディ・ウォーホル)からJoel-Peter Witkin(ジョエル=ピーター・ウィトキン)まで、多岐にわたる先人たちから継承したアイコノグラフィーを探索し、対峙し続ける彼の芸術的アプローチの延長線上で展開される。
Jordan Hemingwayについて
アメリカ生まれでロンドンを拠点に活動するJordan Hemingwayは、伝統的かつ物質的な実践に根ざしながらも、挑発的で現代的な視点を併せ持つアーティスト、フォトグラファー、そしてディレクター。彼の写真は世界中の主要な雑誌に掲載され、<Chanel(シャネル)>、<Comme des Garçons(コムデ ギャルソン)>、<Gucci(グッチ)>、<Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)>、<Miu Miu(ミュウミュウ)>、<Mugler(ミュグレー)>、そして<Acne Studios(アクネ ストゥディオズ)>といったクライアントワークも手掛けてきた。また、FKA twigs (FKAツイッグス)との継続的なクリエイティブ・コラボレーションは、現代において最もエキサイティングなイメージメイカーの一人としての評価を確固たるものにしている。