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40年の創作活動を紐解く初の大規模個展、「横浜美術館リニューアルオープン記念展 佐藤雅彦展 新しい ×(作り方+分かり方)」開催中

Jul 29, 2025
2025年6月28日(土)から11月3日(月・祝)まで、横浜美術館にて「佐藤雅彦展 新しい ×(作り方+分かり方)」が開催されている。本展は、リニューアルオープン記念展のひとつとして企画されたもので、表現者・教育者として知られる佐藤雅彦の初めての大規模個展となる。

40年の創作活動を紐解く初の大規模個展、「横浜美術館リニューアルオープン記念展 佐藤雅彦展 新しい ×(作り方+分かり方)」開催中

Jul 29, 2025 - NEWS
2025年6月28日(土)から11月3日(月・祝)まで、横浜美術館にて「佐藤雅彦展 新しい ×(作り方+分かり方)」が開催されている。本展は、リニューアルオープン記念展のひとつとして企画されたもので、表現者・教育者として知られる佐藤雅彦の初めての大規模個展となる。

「ピタゴラスイッチ」「バザールでござーる」「だんご3兄弟」──。どこかで一度は目にしたあの作品の数々が、すべてひとりの人物の手によるものだと知ったときの驚き。そこから始まる、「作り方を作る」という創作の旅路へ。

《計算の庭》(桐山孝司との共作)森美術館「六本木クロッシング2007」展示風景

CM、教育番組、ゲーム、書籍、映像作品──ジャンルを横断して展開される40年におよぶ佐藤の創作活動。その軌跡をたどりながら、本展では各作品に通底する「作り方」と「分かり方」という独自の理論と思想に光を当てる。

ピタゴラ装置(NHK「ピタゴラスイッチ」より)、画像提供:横浜美術館

[左]だんご3兄弟(NHK「おかあさんといっしょ」 より)[上]フレーミー[下]ぼてじん(上下ともにNHK「ピタゴラスイッチ」より)、画像提供:横浜美術館

「作り方が新しければ、自ずとできたものは新しい」。そう語る佐藤の言葉どおり、来場者は作品の背後にある思考の構造と創作のプロセスを体感することになるだろう。

会場にあるショップやカフェでは、ピタゴラスイッチのオリジナルグッズや、佐藤の発想から生まれたコラボメニューも展開。世代を問わず、五感で楽しめる展覧会となっている。

なじみの作品たちの、その背景にある「作り方」にふれることで、自分だけの「分かり方」が見えてくるかもしれない。

【佐藤雅彦プロフィール】
1954年静岡県生まれ。東京大学教育学部卒業後、電通に入社。CMプランナーとして多数の話題作を手がけた後、独立。代表作に「I.Q」「だんご3兄弟」「ピタゴラスイッチ」など。慶應義塾大学・東京藝術大学で教育にも携わり、芸術選奨文部科学大臣賞や紫綬褒章受章など受賞多数。

【開催情報】
展覧会名:横浜美術館リニューアルオープン記念展 佐藤雅彦展 新しい ×(作り方+分かり方)
会期:2025年6月28日(土)~11月3日(月・祝)
会場:横浜美術館
開館時間:10:00~18:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:木曜日
観覧料:一般2,000円(1,900円)/大学生1,600円(1,500円)/中学・高校生1,000円(900円)/小学生以下無料
※事前に日時指定券をご予約・ご購入の上ご来場ください。詳細はこちら
※( )内は有料20名以上の団体料金[要事前予約(TEL:045-221-0300)、詳細はこちら
主催:横浜美術館、TOPICS
特別協賛:電通、サイバーエージェント、DNP大日本印刷
協賛:湖池屋、ビームス
協力:NHKエデュケーショナル、アドミュージアム東京、NEC、東京藝術大学大学院映像研究科、佐藤雅彦教育文化財団、みなとみらい線
URL:https://yokohama.art.museum/exhibition/202506_satomasahiko/

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