塚本智也、13年ぶりの東京個展「Journey of Encounters」が7/5(土)よりGallery & Bakery Tokyo 8分で開催
本展は、香港のギャラリー「Admira Gallery(觀止堂)」との協業のもと開催され、塚本にとって今年最大規模の展示となる。展示される作品は新作を中心に構成される。
塚本智也《Deer 25》130.3 × 97 cm(F60), 2025, Acrylic, Canvas
塚本は赤・青・黄の三原色を幾重にも吹き重ねる技法で、視覚上で混色が起こるように計算された作品を制作する現代美術家。桜や鯉、鹿といった日本的なモチーフを通し、光と影、生と死といった循環の美学を表現している。
塚本智也《Cherry Blossom18》145.5×112cm (F80), 2025,Acrylic, Canvas
塚本智也《Deer 20》145.5×112cm (F80), 2024, Acrylic, Canvas
塚本智也《Brief Encounter》336×145.5 cm, 2019 , Acrylic, Canvas
「Journey of Encounters」では、日常の中で偶発的に生まれる出会いをテーマに、桜の花影や人影の残像、森に息づく鹿といったイメージを通じて、時間と空間の交差を描き出す。絵具の粒子が重なり合い、消えては現れる構成は、まるで終わりのない旅の一場面を切り取ったような趣を持つ。
展覧会は8月5日(火)まで開催。初日の前夜、7月4日(金)19:30からは招待制によるレセプションも予定されている。観覧は無料。アートとベーカリーが融合した新感覚の空間「Gallery & Bakery Tokyo 8分」で、塚本の世界観にぜひ触れてほしい。
⸻
【展覧会情報】
塚本智也 個展「Journey of Encounters」
会期:2025年7月5日(土)〜8月5日(火)
会場:Gallery & Bakery Tokyo 8分
住所:東京都中央区京橋1-7-1 TODA BUILDING 1F
営業時間:8:00〜19:00(会期中無休)
観覧料:無料
アクセス:
・東京メトロ銀座線「京橋駅」6番出口 徒歩3分
・東京メトロ銀座線「日本橋駅」B1出口 徒歩5分
・JR「東京駅」八重洲中央口 徒歩8分
協力:ADMIRA Gallery
展覧会ページ:https://artsticker.app/events/74385
ArtSticker:https://artsticker.app/
Gallery & Bakery Tokyo 8分 公式インスタグラム(@tokyo8min)
【アーティスト】
塚本智也(つかもと ともや)
1982年 石川県金沢市生まれ。神奈川県在住の現代美術家。
2005年 愛知県立芸術大学 美術学部 油画専攻 卒業
2007年 東京藝術大学大学院 美術研究科 修士課程 絵画専攻 修了
エアブラシで極小のドットを重ね、点描とドリッピング、筆致を融合させた作品を制作。桜・鯉・鹿・人物像などの日本的モチーフを通じ、光と影、生と死といったテーマを探究。ステンシルやネガ/ポジ反転、視覚混合理論を応用し、琳派的装飾性とミニマリズムを現代的に融合させる。
◆主な個展
・2012年「シルエット」|西武渋谷店 美術画廊|東京
・2004年 個展|はるひ美術館|愛知
◆主なグループ展
・2025年「Voices 2025」|華山1914文化創意産業園区|台北
・2022年 I氏コレクション展「今どきアート2022 – 存在すること」|富岡市立美術博物館|群馬
・2012年 シェル美術賞アーティストセレクション展|国立新美術館|東京
・2012年 群馬青年ビエンナーレ2012|群馬県立近代美術館|群馬
◆受賞歴
・2018年 みなかみ町長賞(群馬)
・2014年 新潮賞(Young Art Taipei 2014/台湾)
・2012年 ガトーフェスタ ハラダ賞(群馬青年ビエンナーレ 2012)
・2005年 ホルベインスカラシップ奨学生
・2005年 卒業制作秀作賞・桑原賞(愛知県立芸術大学)
・2003年 町民賞(第3回夢広場はるひ絵画ビエンナーレ/愛知)
◆収蔵先
・I氏コレクション(富岡市立美術博物館・福沢一郎記念美術館)|群馬
・みなかみ町|群馬
Instagram:@tomoyatsukamoto
※本展の出展作品はArtSticker限定で2025年7月4日(金)17:00よりすべて「先着制」にて販売予定
※プライスリストをご希望の方は、リスト完成後に先行送付可能。希望の方はお問い合わせフォームより要連絡
※出展作品はプレセールスの状況により、会期開始前に販売が終了する場合あり