徐震(シュー・ジェン)、陸平原(ルー・ピンユアン)、李漢威(リー・ハンウェイ)ら3名のアーティストを迎えたグループ展がPARCELにて開催
MadeIn Galleryは2014年に設立され、「芸術や文化における無限の可能性を追求する」という強い理念のもと、アート・バーゼルやフリーズ・ロサンゼルスなど国際的な舞台で活躍を続ける、上海のギャラリー。
HP:http://www.madeingallery.com/en/
本グループ展では、徐の最新作を含むすべての作品が、日本で初公開となる。絵画そのものの本質的な価値が、進化し続けるメディアによって揺さぶられる現代において、水墨画、切り絵、禅画、2D と 3D のデジタルプリントなどの形式を通して、絵画がもつ「不確かさ」をテーマと照応させている。
「Competitive Meditation」
Xu Zhen 徐震 (シュー・ジェン)
Lu Pingyuan 陸平原 (ルー・ピンユアン)
Li Hanwei 李漢威 (リー・ハンウェイ)
開催期間:2024年11月23日(土)‒2025年1月12日(日)
オープニング・レセプション:11月22日(金)18:00-21:00
場所:PARCEL
住所:東京都中央区日本橋馬喰町 2-2-1 DDD HOTEL 1F
月・火・祝日休み
徐震 (シュー・ジェン)
1977年生まれ、上海在住。
アーティスト、キュレーター、MadeIn Company主宰。
徐震 (シュー・ジェン)は、中国現代美術における象徴的な存在と見なされており、2004年には中国現代美術賞で「最優秀アーティスト賞」を受賞。彼の作品は、インスタレーション、ビデオ、絵画、パフォーマンスなど、さまざまなメディアを網羅している。
陸平原(ルー・ピンユアン)
陸平原(ルー・ピンユアン)は1984年に中国の浙江省で生まれ、上海を拠点に活動。彼の作品は、テキスト、インスタレーション、絵画、彫刻にわたり、物語性とメタファーが込められており、美術史、古典文学、大衆文化、個人的な体験からインスピレーションを得て、現実と同質の巨大なファンタジーの世界を構築し、現代人の精神的な苦境を明らかにし、人間と宇宙の間に存在する可能性を再発見しようと試みている。彼の作品は国内外の美術館やビエンナーレで広く展示されている。
李漢威(リー・ハンウェイ)
李漢威(リー・ハンウェイ)は1994年に中国の江蘇省徐州で生まれ、2018 年に上海視覚芸術学院を卒業し、現在は上海を拠点に活動。彼の実践は、商業広告や映画の形式をメタファーとして適応させることに基づいている。コミュニケーション方法の研究を通じて、リアルな世界と SF の偽物が共存するフィクションの世界における世界観を、CG画像を用いて構築し、現代の文化形態と個人のアイデンティティの交差点を提示している。李は、2019年の「ART POWER 100 YOUTH POWER」や 2020 年の「ディオール写真・視覚芸術賞 若手タレント部門」にノミネートされ、2023 年には「ポルシェ・ヤング・チャイニーズ・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」に選出された。
About PARCEL
PARCELは、2019年6月、東京日本橋馬喰町のDDD HOTELの一角に開廊。元は立体駐車場だった特徴的な空間にて、現代美術を軸にカルチャーを横断するプログラムを形成。国内外の幅広い作家を紹介している。⻑年ギャラリー業に従事してきた佐藤拓がディレクターを、アートコレクティブSIDE COREの一員、高須 咲恵がプログラム・アドバイザーを務める。2022年2月には、PARCELの裏側に位置する「まるかビル」2Fに2つ目の拠点、parcelが開廊。PARCEL/parcel は両スペースを通して、時代に対して多角的なメッセージを発信しながら、コマーシャルギャラリーとプロジェクトスペースの特性を併せ持った存在とプログラム構成を目指している。
HP:https://parceltokyo.jp/